JAL「成田〜天津線」、乗客15人で運航始まる でも意義アリ? 週1で臨時便
なにも「天津行きたい民」専用の路線ではないところがミソらしく。
陸路で天津へ好アクセス
JAL(日本航空)が2022年7月16日より当面のあいだ、成田〜天津線の臨時便を運航します。現在、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い日本〜中国本土間の運航便数が制限されているなかでの運航再開便となります。
JALのボーイング767-300ER(乗りものニュース編集部撮影)。
この成田〜天津線は臨時便扱いとなり、毎週土曜に1往復のみを運航。199席国際線仕様のボーイング767-300ER(A44仕様)を用います。JALによると、運航初便となる16日のJL823便には、15人が搭乗したとのことです。
今回の天津線は、JALの中国本土路線としては大連・広州線に次ぐ復便となりました。一方で現在、JALの北京行きは、依然として運航制限を理由に運休が続いています。
天津は北京への陸上アクセスが整っている近郊都市とのことで、今回の天津線の運航再開によって、天津、そして北京への渡航者の利用者の利便性向上を図ります。なおJALによると、中国側の規制上の理由から、現在JALの中国本土線は成田発着に統一されているとのことです。