試合後にチームメイトとハイタッチするエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平、気持ちが爆発した12個目の三振とは

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で先発し、8回2安打無失点、メジャー自己最多の13奪三振で今季6勝目を挙げた。7回に12個目の三振を奪うと、吼えながら渾身のガッツポーズ。感情を爆発させたシーンの動画をMLB公式などが公開した。米ファンを「特別なものを見ている気がする」「普通じゃない」と熱狂させている。

 圧巻の投球だった。1-0の7回2死走者なし。右打席のハンター・ドージャーを追い込んだ後の5球目だった。鋭い目つきの大谷が投じた90マイル(約145キロ)のスプリットは、ベース手前で急激に変化。バットは空を切った。その瞬間、大谷は雄叫びを上げながらガッツポーズ。ベンチへ向かいながらもう一度、拳を握りしめた。キャリア最多に並ぶ一試合12個目の三振だ。

 大谷の気持ちが“二段階”で爆発した瞬間の動画を、MLB公式ツイッターが公開。文面に「大谷の12個目!」と記すと、米ファンからは「現実離れした才能だよ」「特別なものを見ている気がする」「彼は間違いなくロボットだ。普通じゃない」「信じられない」「ビーストだ」「素晴らしい姿勢と感情を常に出している」とコメントが寄せられていた。

 8回も登板した大谷は、3人目からメジャー自己最多となる13個目の三振を奪った。前日は3ラン2本を含む4打数3安打8打点。連夜の大活躍だった。この日は打者として3打数1安打2四球。5-0の勝利に導き、連敗を2でストップさせた。

(THE ANSWER編集部)