エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平が「2番・投手兼DH」で先発

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で先発した。2回にはスプリットで3者連続空振り三振。初回から4者連続三振を奪った。米投球分析家が2回の動画を公開すると、ネット上では「今夜はマウンドで圧倒」といった声が上がった。

 伝家の宝刀が冴えわたった。0-0の2回先頭。大谷は88マイル(約142キロ)のスプリットで空振り三振を奪った。スライダーを織り交ぜながら空振りの山を築く。続く2人の打者もともに89マイル(約143マイル)のスプリットで空振り三振に切って取った。

 初回から4者連続奪三振。変化球が絶好調のようで、ツイッターに動画を公開した「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、文面に「ショウヘイ・オオタニが奪三振。2回までに5奪三振」と記して投稿した。米ファンは「このスプリットね」「ベーブ・ルースって誰だっけ?」「ショウヘイ・オオタニのショーにようこそ」と興奮した様子の声を上げた。

 米カリフォルニア州地元局「KOVR」のレポーターのベン・ロス氏も「この男は昨晩2本塁打8打点マークした。今夜はマウンドで圧倒している」とツイートした。大谷は16日(同17日)の前回登板の敵地マリナーズ戦で6回3安打無失点と好投し、今季5勝目を挙げた。前日のロイヤルズ戦は、3ラン2本を含む4打数3安打8打点と大暴れだったが、チームは2連敗。この日は4回まで2安打無失点9奪三振と衝撃的な投球を見せ、6勝目と2戦連発の16号に期待がかかる。

(THE ANSWER編集部)