どんな休みだと「やっちまった!」と思うかを書き出してみる
他人とうまくコミュニケーションできないことからくる孤独感や閉塞感、自己肯定感の欠如、SNSによる誹謗中傷やバッシングなど、私たちは、いま多くの生きづらさを感じさせる事柄に取り囲まれています。そんな中にあって、毎日を心安らかに、できるだけ快適に生きていくためには、どうすればいいのでしょうか? 発達障害(ADHD)、うつ病など、生きづらさを抱えながらも精神科医として活躍するバク先生は、ツイッターでのつぶやきが共感・絶賛され、今、人気急上昇中。そんなバク先生の初の著書『発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル練習帳』(ダイヤモンド社)の中には、生きづらさを解消するための実践的なヒントが詰め込まれています。本連載では、同書の中から心がスッと軽くなるアドバイスをお届けします。
「やっちまった!」と思う休日の過ごし方とは?
あなたは、休みもあと少しで終わり、という時間になると「やっちまった!」と、1日の過ごし方を後悔してしまうことはありませんか?
もしそんな後悔をすることが割と多い場合、どんな休日だと自分は「有意義じゃなかった」と感じるのか、一つひとつチェックしてみると問題解決は少し前進します。
たとえば、こんなふうに書き出してみましょう。
・家から出なかった
・食事をつくらず、出前やコンビニなどのお惣菜で済ませてしまった
・ゲームをしたり、漫画を読んだり、動画配信サイトを見たりしていただけだった
・出かける予定をドタキャンした
・出かけたけれど面倒になって、結局何もせず帰ってきた
・起きたら夕方だった
このように自分で「ダメだったな」と判断した=これらがストレスの原因になっているのなら、ちょっとでもダメなところが減るよう、改善の努力をしてみましょう。