ドラマーを目指す知的障害の若者が抱く思い「障害者だってキラキラしたい」
日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’22』(毎週日曜24:55〜)では、知的障害の若者2人に密着した『知的障がいのある私が夢を追ってみた件』(テレビ新潟制作)を24日に放送する。
楓さん
IQ70未満とされる「知的障害者」の数は、約100人に2人と言われている。知的障害がある楓(かえで)さん(20)は、念願の就職が決まった。しかし、両親も安心する矢先、「仕事を辞めてドラムを学ぶために専門学校に進学したい」と言いだした。
彼女の憧れは、プロドラマーを目指し、YouTubeで圧巻の演奏を発信している敬音(けいん)さん(20)。実は彼にも「知的障害」と「ADHD(注意欠如多動症)」という障害がある。漢字が読めず、物忘れも多い。それを理由に壮絶ないじめも経験し、自暴自棄になったこともあった。
それでもドラムと出会い、ドラムであれば誰にも負けないという自信を抱くまでに成長。しかし、ドラムで生きていこうと決めるも、中々収入につながる仕事が見つからず、悶々とする日々を過ごしていた。
敬音さん
知的障害者の大学や専門学校への進学率は1.7%。特別支援学校を卒業した知的障害者にとっては作業所などへの「就職」を選ぶのが“当たり前”だ。厳しい現実を前に挑戦する楓さんの胸にあったのは、「障害者だってキラキラしたい」という思い…。
障害のない人との共同生活で体調を崩した過去がある楓さんの挑戦に、最初は複雑な思いを抱く両親だったが、仕事の合間に、ひたむきにドラムの練習する姿に次第に応援するようになる。
一方、楓さんが憧れる敬音さんにも、念願のギャラの出そうな仕事の依頼が舞い込んできた。家族や恋人の支えのもと、障害者の当たり前にとらわれず自分らしく輝く道を目指す2人の若者を追う。
楓さん
IQ70未満とされる「知的障害者」の数は、約100人に2人と言われている。知的障害がある楓(かえで)さん(20)は、念願の就職が決まった。しかし、両親も安心する矢先、「仕事を辞めてドラムを学ぶために専門学校に進学したい」と言いだした。
それでもドラムと出会い、ドラムであれば誰にも負けないという自信を抱くまでに成長。しかし、ドラムで生きていこうと決めるも、中々収入につながる仕事が見つからず、悶々とする日々を過ごしていた。
敬音さん
知的障害者の大学や専門学校への進学率は1.7%。特別支援学校を卒業した知的障害者にとっては作業所などへの「就職」を選ぶのが“当たり前”だ。厳しい現実を前に挑戦する楓さんの胸にあったのは、「障害者だってキラキラしたい」という思い…。
障害のない人との共同生活で体調を崩した過去がある楓さんの挑戦に、最初は複雑な思いを抱く両親だったが、仕事の合間に、ひたむきにドラムの練習する姿に次第に応援するようになる。
一方、楓さんが憧れる敬音さんにも、念願のギャラの出そうな仕事の依頼が舞い込んできた。家族や恋人の支えのもと、障害者の当たり前にとらわれず自分らしく輝く道を目指す2人の若者を追う。