靴下の美しいたたみ方。どんな長さでもコンパクトに収納もすっきり
気温が上がり、これから靴下が大活躍の季節。でも、短い丈からロング丈まで、さまざまな長さのものがあると、収納がごちゃごちゃしがち…。そこで、3タイプの長さの靴下のきれいなたたみ方を、整理収納アドバイザーの三條凛花さんに教えてもらいました。
靴下をきれいにたたんですっきり収納。3つのタイプのたたみ方
家事の中でも特に面倒な作業のひとつ。洋服たたみ。あなたは、靴下をどのようにたたんでいますか? 靴下って、意外と管理しづらいアイテムですよね。長年、いろいろなたたみ方を模索してきた結果、理想の方法にたどり着きました! それは靴下をショート丈・ロング丈・くるぶし丈の3つの長さに分けて、それぞれたたみ方を変えることです。
私が紹介するこの方法には、2つのメリットがあります。
(1)収納スペースをムダなく使える (2)ひと目で履きたい靴下が見つかる
では、実際にたたみ方を紹介します。
●靴下のショート丈・ロング丈共通! たたむ前に3秒でつくれる「基本型」
まず紹介するのは「基本型」。画像の右側の形をつくります。
ショート丈・ロング丈の靴下は、この状態をつくってから畳むのが大事なポイント! 所要時間は3秒。このひと手間で形が整い、収納しやすくなります。
まず、かかと側にてのひらが入るようにして、靴下の中に手を入れます。
かかと部分をぎゅっとつまんだ状態で手を引き抜きます。
これで基本形が完成です。ぜひたたむ前に実践してくださいね。
(1)ショート丈靴下は、「十字型」にたたむ
こちらがまず、ざっくりとした手順になります。とても簡単ですが、たたみ方を順番に紹介しましょう。
基本形にした靴下を「十字形」になるように置きます。これがスタートの形です。この形にはコツが2つあります。
1つめのコツは、数字の「1」→漢数字の「一」となるような順番で置くこと。
2つめのコツは、かかと部分が内側になるように置くことです。この2つのコツは、後で紹介する「ロング丈」でも同じように使ってくださいね。
まずは、下側になっている「1」の靴下を真ん中へ折り込みます。
次に、上に重なっていた「一」の靴下を真ん中へ折り込みます。
「一」の靴下の履き口に、つま先部分を入れ込みます。
これで完成です! しっかり自立するのがメリットです。
(2)ロング丈靴下は「ト型」に畳む
次に、ロング丈靴下のたたみ方を紹介します。こちらがまず、ざっくりとした手順になります。それでは順番に説明していきますね。
基本形にした靴下をカタカナの「ト」型になるように置きます。これがスタートの形です。
ショート丈のときと同じように2つのコツを意識してきちんと置いたら、同じように「1」靴下→「一」靴下の順番で折り込んでいきます。ロング丈の場合、ショート丈のときと違い、2〜3回パタパタと折る必要があります。
「一」の靴下の履き口に、つま先部分を入れ込んで、完成です。
(3)くるぶし丈靴下は、もう「たたまない」
最後に、くるぶし丈靴下は「たたまない」で靴下ハンガーを活用します。私はネットショップで購入しましたが、セリアでも売られています。
これに靴下をさしこむだけ。
くるぶし丈靴下は、このようにハンガーに入れるとすっきり管理できます。私は引き出しの中に立てて収納しています。
このように、靴下は長さ別に少しずつ管理方法を変えるとすっきりまとめることができます。慣れるとかんたんなのでぜひ試してみてくださいね。