西武は未だ入国0人、日本ハムも2人だけ…パ各球団の助っ人来日状況は?
新型コロナ感染拡大のため、新外国人の入国がストップしていた
ペナントレースの成績を大きく左右するのが、時に“助っ人”と呼ばれる外国人選手の働きだ。ところが昨季から日本では、新たに契約した外国人選手が、新型コロナの感染拡大を防ぐための措置にひっかかり、ビザ取得や入国が遅れるケースが続出している。ここではパ・リーグ各球団の、外国人選手の来日状況を確認してみよう。
今年もオミクロン株の拡大により、1月14日から新たな外国人の入国が停止された。この措置は3月1日付けで緩和されているものの、各球団の新外国人はまだ入国できていない。ビザ取得や渡航へ向け各球団は速やかな手続きを目指している。
苦しい状況にあるのが、5人の外国人を全て入れ替えた西武だ。入国できている選手はおらず、打線の核に期待されるオグレディ、先発との期待がかかる左腕エンスらは日本行きを待っている状況。SNSでトレーニング風景を発信している選手もいる。
日本ハムも6人の外国人のうち、入国できているのは4年目の王柏融とロドリゲスの2人だけ。打線のパワー不足を補うヌニエス、アルカンタラはいずれも未入国で、球団が彼らに向けたメッセージ動画をつくったほどだ。
ソフトバンクは7選手のうち3人が未入国。メジャー103発の大物ガルビス、通算52勝のチャトウッド、昨夏に一度退団したものの、再契約したレイが渡航を待つ。楽天は打線の核として獲得したギッテンス、マルモレホスと大砲候補がともに未入国だ。
ロッテは2月下旬にレアード、マーティンと中軸打者が続々来日。隔離期間が明け次第チーム合流の見通しだ。一方で最速167キロを誇るゲレーロとロメロの2投手は未入国。オリックスは新外国人の3人が未入国で、来日できているのは昨季途中加入のバルガスとラベロだけだ。(Full-Count編集部)