AFX通信によると、中国農業省は6月30日、2003年に米国で狂牛病の疑いがある牛が発見されたことを受けて、禁止していた米国産牛肉について、BSE(牛海綿状脳症)の危険部位とされる背骨や脳などを除去した生後30カ月以下の牛に限り、条件付で輸入を解禁した。同省と共同で発表した国家品質監督検験検疫総局が、規制の詳細を開示する。米中は今年4月に米国産牛肉輸入の解禁で合意し、その後、具体的な輸入条件などについて詰めの協議を行っていた。 【了】