『ドライブ・マイ・カー』ゴールデン・グローブ賞を受賞!
第79回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間9日に米ロサンゼルスで行われ、村上春樹の同名短編小説を基にした濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が作品賞−非英語作品(旧・外国語映画賞)を受賞した。
『ドライブ・マイ・カー』は、妻を失い喪失感を抱えながら生きる主人公(西島秀俊)が、ドライバーの女性(三浦透子)との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す姿を描いたヒューマンドラマ。『寝ても覚めても』『偶然と想像』など世界から注目を浴びる濱口監督作で、カンヌ国際映画祭では日本映画として初となる脚本賞を受賞したことも話題になった。
現在はアカデミー賞の前哨戦とされるアメリカの映画賞レースを席巻しており、ニューヨーク映画批評家協会賞では作品賞を受賞し、ボストン映画批評家協会賞では作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞の4冠、ロサンゼルス映画批評家協会賞では作品賞と脚本賞の2冠、全米映画批評家協会では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4冠に輝くなど旋風を巻き起こしている。(編集部・市川遥)