【海外発!Breaking News】鳥の給餌器にはまったリス「ナッツの食べ過ぎ?」と同情と笑いを誘う(英)<動画あり>
鳥の給餌器に入り込んでしまったリスがすっぽりとケージに挟まり、身動きが取れなくなっているところを発見され、英国動物虐待防止協会(RSPCA)に救助された。リスは文字通り“お手上げ”の状態で静かに救助を待っており、しょぼんと肩を落としたような姿が同情と笑いを誘っている。『Metro』などが伝えた。
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イギリスでは庭を訪れる小鳥たちのために給餌器を用意する家庭も多いが、そんな彼らを悩ませているのが泥棒リスの存在だ。罠を仕掛けて給餌器の餌を守ろうとする者もいるが、最近ではリスが入り込めないように隙間が狭く作られた防護ケージの需要が高まっているという。
英サリー州バンステッドの民家で10日、庭に置かれた鳥用給餌器にあるナッツを盗み食いしようとしたハイイロリスがケージに挟まり、身動きが取れなくなっているのを住民が発見した。
このリスの救出の様子は動画に収められているが、リスの頭は小鳥が入り込むための縦型の隙間に、体は餌を背にしてケージの中に挟まっていた。リスは餌を堪能したのだろうか、膨らんだ腹部とふわふわの毛は金網に食い込み、全く身動きが取れないようだ。
住民からの通報で駆けつけた英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、ボルトカッターを使って慎重に給餌器のワイヤーを1本1本切っていく。その間、リスは暴れる様子もなく両手を前にして全身をケージに預け、微動だにせずただ遠くを見つめていた。
その様子は自ら愚行を恥じているようにも、またがっかりと肩を落としているようにも見えるが、そばにいた観衆の1人は「ナッツをこんなにたくさん食べなければ、そこに挟まることもなかったんじゃない?」と皮肉を込めてリスに語りかけた。
リスは救出開始から数分で自由となり、森にかえっていったという。
英国王立動物虐待防止協会で動物救助にあたるルイス・ホートンさん(Louis Horton)は今回のリスの救助を振り返り、このように話している。
「このリスは『鳥の餌を食べれば簡単に食事ができる』と考えたようですが、残念ながらリスが期待していたほどに単純ではありませんでした。」
「リスは頭が挟まり、身体も給餌器の中にすっぽりと入ってしまいました。」
「幸いにもリスに怪我はなく、その場で金網を切ってあげることで外に出ることができました。(自由になったリスは)全速力で逃げ出していきましたよ。」
「残念ながら、リスが給餌器に閉じ込められるという話はよく聞きます。特に“リス対策”を目的としたものが多いですね。ですので人々にはよりシンプルなデザインのものを選び、定期的にチェックするように呼びかけています。」
このリスの哀れな姿には人々から同情とともに、皮肉や笑いなど様々な反応が寄せられた。
「彼は救出を待ちながら『あぁ、僕はなんて愚かなことをしたんだ』って嘆いていると思う。無事に助かって本当によかった。」
「これは全てのリスたちへの警告だ。餌は木に登って採りなさい。」
「リスが手を合わせてただ居座ってる姿を見てよ。『迷惑かけてごめんよ、今日は忙しい日かい?』って救助隊員に語りかけているのが想像できるよ。」
「僕にはリスが『おい、見世物は終わりだ! 早く出してくれ。僕を(カッターで)挟むなよ』って言っているように見える。」
「このリスは太っちょなんかじゃないわ。ふわふわなだけよ、本当に可愛いわ。」
画像は『Metro 2021年11月15日付「Squirrel eats so many nuts he gets stuck in bird feeder」(Picture: RSPCA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)
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イギリスでは庭を訪れる小鳥たちのために給餌器を用意する家庭も多いが、そんな彼らを悩ませているのが泥棒リスの存在だ。罠を仕掛けて給餌器の餌を守ろうとする者もいるが、最近ではリスが入り込めないように隙間が狭く作られた防護ケージの需要が高まっているという。
このリスの救出の様子は動画に収められているが、リスの頭は小鳥が入り込むための縦型の隙間に、体は餌を背にしてケージの中に挟まっていた。リスは餌を堪能したのだろうか、膨らんだ腹部とふわふわの毛は金網に食い込み、全く身動きが取れないようだ。
住民からの通報で駆けつけた英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、ボルトカッターを使って慎重に給餌器のワイヤーを1本1本切っていく。その間、リスは暴れる様子もなく両手を前にして全身をケージに預け、微動だにせずただ遠くを見つめていた。
その様子は自ら愚行を恥じているようにも、またがっかりと肩を落としているようにも見えるが、そばにいた観衆の1人は「ナッツをこんなにたくさん食べなければ、そこに挟まることもなかったんじゃない?」と皮肉を込めてリスに語りかけた。
リスは救出開始から数分で自由となり、森にかえっていったという。
英国王立動物虐待防止協会で動物救助にあたるルイス・ホートンさん(Louis Horton)は今回のリスの救助を振り返り、このように話している。
「このリスは『鳥の餌を食べれば簡単に食事ができる』と考えたようですが、残念ながらリスが期待していたほどに単純ではありませんでした。」
「リスは頭が挟まり、身体も給餌器の中にすっぽりと入ってしまいました。」
「幸いにもリスに怪我はなく、その場で金網を切ってあげることで外に出ることができました。(自由になったリスは)全速力で逃げ出していきましたよ。」
「残念ながら、リスが給餌器に閉じ込められるという話はよく聞きます。特に“リス対策”を目的としたものが多いですね。ですので人々にはよりシンプルなデザインのものを選び、定期的にチェックするように呼びかけています。」
このリスの哀れな姿には人々から同情とともに、皮肉や笑いなど様々な反応が寄せられた。
「彼は救出を待ちながら『あぁ、僕はなんて愚かなことをしたんだ』って嘆いていると思う。無事に助かって本当によかった。」
「これは全てのリスたちへの警告だ。餌は木に登って採りなさい。」
「リスが手を合わせてただ居座ってる姿を見てよ。『迷惑かけてごめんよ、今日は忙しい日かい?』って救助隊員に語りかけているのが想像できるよ。」
「僕にはリスが『おい、見世物は終わりだ! 早く出してくれ。僕を(カッターで)挟むなよ』って言っているように見える。」
「このリスは太っちょなんかじゃないわ。ふわふわなだけよ、本当に可愛いわ。」
画像は『Metro 2021年11月15日付「Squirrel eats so many nuts he gets stuck in bird feeder」(Picture: RSPCA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)