今月は国が定める児童虐待防止推進月間です。子どもを保護する行政と警察の合同訓練がありました。

「一郎君がずっと学校に来ていないということで心配になって来ました。開けてもらえませんかね」(トントントン)

県、広島市、県警による年1回の合同訓練。去年は感染拡大を防ぐため中止され、2年ぶりに行われました。

訓練では、虐待の恐れがある家庭に児童相談所の職員と警察官役の参加者が立ち入り調査。

拒否する保護者に対し、 法律に基づき強制的に室内へと入り子どもを保護する手順を確認しました。

【県西部こども家庭センター 中村真由美次長】

「家庭訪問に協力してもらえないケースや子どもの安心安全を確認できないことも増えている」。

昨年度、県内での虐待相談対応は4604件にのぼっています。

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