衆議院選挙を受けた特別国会が始まりました。地元選出の新人議員も初めての国会に臨みました。

9日午後4時ごろ、衆議院第1議員会館。訪ねたのは自民党の新人、石橋林太郎議員。窓から見えるのは国会議事堂。

「国会議事堂を見るとまた実感がわくというか、ここに仕事場を与えていただいていろんなこれから仕事させてもらうんだと思うと高ぶるものもありますし、実感は湧いてきますね」

政治とカネの舞台となった広島3区。

県議だった石橋さんが自民党から立候補する予定でしたが、自民党と公明党の本部が調整した結果、小選挙区は公明党の斉藤鉄夫さん。石橋さんは比例での出馬となりました。

10日、初登院を果たした石橋議員

記者「次の選挙では小選挙区で3区で議席を得たいなというのは変わりない?」

石橋議員「それはもちろん。そのための公募だったと思うし、広島3区において私は自民党の中で先頭に立って、自民党の信頼回復に努めていくのが私のやるべき仕事のひとつだと思っている」

一方、維新の会の空本誠喜議員。2009年に民主党から出馬し当選1回。久しぶりの国会です。

「浦島太郎状態です、議場はどのフロアだったか忘れてますよ。(呉の)製鉄所の問題が中国地方全体にとってもすごく大きな影響を及ぼすと考えているので、しっかり国にも働きかけしていきたいと思っています」

そして10日夜、第2次岸田内閣が正式に発足します。

自民党 小林史明議員「岸田内閣の目玉であるデジタル臨時行政調査会、この規制改革やデジタルを組み合わせた大きな構造改革にとりくむ。その担当の副大臣としてしっかり成果を上げることで岸田政権を支えていきたいと思います」