「1人選べと言われても…」 本田圭佑が「日本人で上手いと感じた選手」に挙げたのは?
香川真司、遠藤保仁、中村俊輔、宇佐美貴史、乾貴士の名前を列挙
元日本代表MF本田圭佑は今夏、自身9カ国目となるリトアニアのスドゥバへ移籍し、デビュー戦でいきなりゴールを決めるなど、存在感を発揮している。
実質的な監督を務めるカンボジア代表のアジア杯予選プレーオフでバーレーンに滞在しているなか、自身の公式YouTubeでライブ配信を行い、「今まで一緒にプレーした日本人で最も上手いと感じた選手は誰ですか?」との質問に答えている。
Jリーグの名古屋グランパスでプロキャリアをスタートさせた本田は、2008年に海を渡り、オランダのVVVフェンロへ。以降、ロシアのCSKAモスクワ、イタリアのACミラン、メキシコのパチューカ、オーストラリアのメルボルン・ビクトリー、オランダのフィテッセ、ブラジルのボタフォゴ、アゼルバイジャンのネフチ・バクーでプレーし、今年9月にリトアニアのスドゥバと契約を結んだ。
日本代表としても98キャップを刻み、ワールドカップ(W杯)で史上6人目となる3大会連続でゴール&アシストを記録するなど、その百戦錬磨ぶりは現役トップクラスの本田。滞在地バーレーンから行ったYouTubeのライブ配信の中で、「今まで一緒にプレーした日本人で最も上手いと感じた選手は誰ですか?」との質問に対し、「これまた難しい質問するね」と苦笑いしながら、5人の選手の名前を挙げた。
「1人選べと言われても難しい。(香川)真司、ヤットさん(遠藤保仁)、俊さん(中村俊輔)、宇佐美(貴史)、乾(貴士)……。いっぱいいるんですよ。このへんは上手いなとパっと出てくる名前ですよね」
本田はMF香川真司(PAOK)、元日本代表MF遠藤保仁(ジュビロ磐田)、元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)、元日本代表FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)、元日本代表MF乾貴士(セレッソ大阪)の名前を列挙。同時に、“上手さ”と“成功”の関係性について持論を展開している。
「これだけ言えるのは、めっちゃ上手ければ絶対成功するけど、上手いからと言って成功するわけじゃないのがサッカーの面白いところ。めちゃくちゃ上手いところにたどり着くのは至難の業。上手さをある程度磨いた時に、成功したいサッカー選手が考えるべきは本質から何を伸ばしていくかが大事で、本質への考え方が軽視されている。僕自身もそういうことを学ぶために、本を読むし、ほかの人から話を聞くし、そこに時間を使うようにしている。これはビジネスにも応用がきくと思う」
本田は上手さを成功に結び付けるうえで、本質の大切さを説いていた。(Football ZONE web編集部)