中国メディアは「日本は5年以内に空母2隻体制を実現するのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・中国青年網は9日、「日本は5年以内に空母2隻体制を実現するのか」とする記事を掲載した。
 
 記事は、米軍のF−35B戦闘機が先日、海上自衛隊の護衛艦「いずも」上での離着陸試験を実施したと紹介。日本は巨額の費用を投じて護衛艦を改造して艦上からの戦闘機の離着陸を実現し、事実上の空母に変更する動きを進めており、今回の試験もその一環であると伝えた。
 
 そして、軍事専門家の話として、今回の試験の大きな目的は「いずも」の改良の効果を確認することだったと説明。日本は昨年3月より「いずも」の空母化に向けた第1段階の改造に着手し、甲板に戦闘機の離着陸を可能とする耐熱塗装を施すとともに、甲板上へのF−35B操作用の標識線追加、照明システムの改良などを行ったとした。
 
 また、米メディアの報道として、第2段階の改造は甲板のF−35Bの離着陸に適した形状への変更、F−35B格納や弾薬、燃料保管に適した甲板下部の改良などが含まれており、2026年の完成見込みであると紹介。同じく「いずも」級の護衛艦である「かが」についても年内に改造が始まり、こちらはわずか18カ月で完了する見込みだと伝え、海上自衛隊が今後5年以内に「いずも」「かが」の空母2隻からなる空母打撃群を形作る可能性があると報じた。
 
 記事は、現行の日本国憲法では「攻撃型空母」の保有が禁止されており、日本国内の専門家からも「護衛艦が戦闘機を搭載して航行すればそれはすでに空母であり、平和憲法の『専守防衛』の理念から逸脱し、対外攻撃能力を持つことになる」との指摘が出ていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)