コストコの2kg超『冷凍オーガニックグリーンピース』はどうなの? 風味・食べ方・コスパをチェックしてみた
コストコで販売されている『オーガニックグリーンピース』はご存知でしょうか。
アメリカ産のグリーンピースを冷凍したものがたっぷり2.26kg。豆ごはんやポタージュなど、いろいろな料理に活用できます。ほんのり甘くてホクッとした食感。皮は柔らかで、クセは少なく、食べやすいですよ。
コストコ|オーガニックグリーンピース|1,198円
こちらがコストコのPB「KIRKLAND Signature(カークランドシグネチャー)」の冷凍野菜『オーガニックグリーンピース(ORGANIC GREEN PEAS)』(品番:1215097)。2.26kg入りで、お値段は1,198円(税込)です。ラベルに記載されているカロリーは、1食(97g)あたり80kcal(脂質 1g、炭水化物 13g)です。100gの場合は82kcalほどという計算になりますね。
アメリカ産の有機野菜を冷凍したもの。同様のPB商品として、『オーガニックミックスベジタブル』(にんじん、とうもろこし、グリーンピース、いんげん)も見かけますよ。
調理方法は?
沸騰したお湯に、凍ったままのグリーンピースを入れ、再沸騰させます。途中でかき混ぜながら5〜6分間加熱すればできあがり。いろんな料理へと活用しましょう。
どんな味?
茹で上がったグリーンピース。鮮やかな黄緑色が美しいですね。このままパクっといただいてみますと、歯ごたえはホクッとして皮が柔らか、ほんのりとした甘みを感じます。グリーンピースといえば皮が硬くて中が水っぽく、独特の青臭さがあったりするイメージですが、本品の場合はそういう傾向がなくて。かなり食べやすいように感じます。
これを使って豆ごはんを作ってみました。炊飯器に米と水を通常の分量入れ、さらに茹でたグリーンピース、日本酒、昆布、塩を加えて炊くだけ。
グリーンピースはよく火が通って、食感柔らか。ホクホク感も残っています。ほんのり甘く、クセは少なく、お米と調和していて、かなり食べやすく仕上がりました。というか、普通においしい!
こちらはグリーンピースのポタージュスープ。
フライパンでバターを溶かし、玉ねぎ、茹でたグリーンピースを炒め合わせ、チキンブイヨン(などのダシ)と水を加えてフタをし、10分程度煮込みます。冷ましてからミキサーでペーストに。それを鍋に取り分け、牛乳を加えて加熱しながらよくかき混ぜ、塩こしょうで味を整えてできあがり。
グリーンピースらしさを感じさせつつ、とがったクセはないので飲みやすい。うまみがしっかり効いた、ナイスなポタージュですよ〜。
コスパは?
「冷凍グリーンピース」って、実は一般のスーパーではあまり見かけない商品なんですよね(グリーンピースが入った「冷凍ミックスベジタブル」は定番だけど)。
ただ、探してみると、いくつか取り扱っているところがありました。それらと比べて、コストコの『オーガニックグリーンピース』はお買い得なのでしょうか。そこで、100gあたりのコスパを算出してみました。とはいえ、原産地が異なっていたり、オーガニックじゃなかったりするので厳密な比較とは言えませんが、目安として参考にしていただければ。
コストコ『オーガニックグリーンピース』……100gあたり約53円スーパーA『グリンピース』……100gあたり約40円スーパーB『オーガニックグリーンピース』……100gあたり81円輸入食品店C『グリーンピース(大粒)』……100gあたり72円スーパーAの『グリンピース』が100gあたり約40円と格安でした。コストコ版は、それには及ばないものの、「オーガニック」であることを加味すれば、十分にお買い得と言えそうです(スーパーBの『オーガニックグリーンピース』と比べると35%も割安)。
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『オーガニックグリーンピース』は、2kg超もありますが、豆ごはんやポタージュなど、主役として使えばけっこう消費できちゃいます。ぜひ一度試してみてください。