お取り寄せ後、1週間。食べ頃の一歩手前の状態 | 食楽web

 バナナは台湾やフィリピンなど、南国の温暖な気候の中で育まれるトロピカルフルーツ。近年、コンビニエンスストアでは、個包装された1本売りのプチ高級バナナが200円前後で売られていますが、果物の中では比較的安く買えるのが一般的です。

 しかし、そんなバナナの常識を覆す国産の高級バナナが、寒冷な気候の北海道・釧路市で栽培されています。その名も「946BANANA」(くしろばなな)。お値段はなんとMサイズ1本1000円(税抜)! この超高級バナナのプレミアムな味を体験したいと早速、お取り寄せしてみました。

「946BANANA」は薄皮で、まるごと食べられるのがスゴイ!

「946BANANA」は、北海道釧路市の農園『946Skyファーム』で作られる国内流通わずか0.02%の希少な純国産バナナ。農薬や化学肥料不使用で、地球環境に配慮した栽培方法で茎や葉も二次使用するなど、サスティナブルな方法で作られています。

 公式オンラインショップより購入し、到着したてはまだ緑色の部分が多くありました。食べごろの色とブラックスポットが出てくるまで、常温で追熟させていきます。

 1週間ほどで食べごろの一歩手前になりました。もう少しで食べられるかと思うと、もういてもたってもいられません! その後2日が経ち、到着から9日ですっかり完熟状態になりました。早速、食べてみましょう。

 あえて輪切りにした理由は一つ。このバナナは皮ごと食べられるからです。皮の薄いグラスミッシェル種類という品種で、一般的なバナナと比べると皮は極薄で非常に柔らかく、渋みも一切ありません。白い薄皮の部分もえぐみがある場合もありますが、この「946BANANA」には全くと言ってよいほど雑味がないのです。

 バナナらしいねっとりとした甘さはあれど、後味はすっきりとしています。香りはメロンのように華やかで、フローラルな上品さ。いつも食べているバナナとは全く別物でした。

 釧路で育った日本生まれのバナナ。大切な人へのギフトにすれば、きっとサプライズと感動も届けられることでしょう。ぜひ覚えておきたい一品です。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

946BANANA

https://shop.946banana.jp/