暖炉のように横から燃える薪を眺められるメッシュ式焚き火台

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メッシュ式の焚き火台は軽量で持ち運びやすく、空気の循環が良いため燃焼効率も高いのが特徴です。しかし、その分風を防ぐものがないため、強風時には炎が安定しなかったり、灰や火の粉などが舞い上がりやすいというデメリットもあります。

そんな弱点を克服した製品が乗富鉄工所のオリジナルブランド・ノリノリライフから発売の「ヨコナガメッシュタキビダイ」(2万3000円)。横長のフレームに凹型メッシュを設置することでメッシュ自体が風防となって薪が安定して燃焼するだけでなく、灰や火の粉などが風で舞う事態を防いでくれます。

「ヨコナガメッシュタキビダイ」に採用されたステンレスは一般的な“SUS430”に比べサビに強く、強度にも優れた“SUS304”。これは40年間風雨にさらされる水門に使われる素材と同等のハイグレードなもの。というのも、乗富鉄工所は福岡県最大の水門メーカー。主力の水門事業を勧めながらも、オーダーメイドで多様な業種の省力化装置や治具などを制作してきており、職人の技術力には定評があります。その技術をキャンプや生活雑貨に活かしたブランドです。

今回の「ヨコナガメッシュタキビダイ」はノリノリライフの第2弾となる製品で、第1弾製品の「スライドゴトク」(8980円)とあわせて使用可能。「スライドゴトク」には、ずれ防止ストッパーが付いているため、ダッチオーブンなど重量のある道具を使った本格的な焚き火料理を楽しめます。

横長で、複数の鍋や鉄板などを置きやすく、焼肉や煮込み料理をしながら飯盒炊飯を行うことも。ボックスの片側側面は開けることができ、横から薪を投入可能で、火を管理する際にゴトクをずらす必要もありません。

横長なので大きな薪もそのままドスンと入れられるのが大きなメリット。

専用のメッシュシートは、耐久性と燃焼性能を考慮してやや太めの0.2mmのステンレス線。

最適な編み目を追求した国産のメッシュシートで、燃焼効率が良く、大きな薪でも綺麗な灰となるのが特徴です。

また、面倒な組み立ては不要で、設置までの工程はわずか3ステップ。重さは1.9kgと軽く、25cmX50cmの専用収納袋にコンパクトに収納できます。

日本の職人技術により、使いやすく進化したメッシュ式焚き火台。これからの季節のキャンプのお供にいかが?

>> 乗富鉄工所「ヨコナガメッシュタキビダイ」

<文/&GP>

 

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