ジョニー・デップふんする写真家ユージン・スミスの姿。
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 ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開)より、ジョニーが憧れの人であるユージン・スミスについて語るインタビュー映像が公開された。

 日本における“四大公害病”の一つである水俣病の存在を世界に知らしめた、ユージンとアイリーン・美緒子・スミスが発表した写真集「MINAMATA」を基に映画化した本作。水俣で暮らしながら公害に苦しむ人々の日常と、闘いの日々をカメラに収めた写真家の姿が描かれる。

 公開されたインタビュー映像で、ジョニーは「20代前半くらいの時だったかな」とスミスの写真との出会いを明かした。そして「彼は献身的で情熱的なアーティストで、自分を犠牲にしてでも真実を追い求めた。彼は写真を通して意見を表明し、次の世代に影響を与えた」とスミスの写真の魅力について語っている。(今井優)