エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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MLB公式の専門家委員会101人がMVP予想で投票、大谷は1位票を91票集める

 ポストシーズンに向け熾烈な争いを繰り広げるメジャーリーグ。タイトル争いにも注目が集まる中、MLB公式サイトは両リーグのMVP予想を行った。同サイトの専門家委員会が現時点での成績を考慮する“プレ投票”でエンゼルス大谷翔平投手が断トツの票数を集めた。

 今回のMVP予想は1位票が5点、2位票が3点、3位票が1点という形式を取りMLB公式の専門家委員会101人が投票。ア・リーグでは大谷が1位票を91票獲得し断トツのMVP候補となった。2位はブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.で1位票は10票だった。

 同サイトは「両リーグともに、ある1選手が他を突き放しているが、ナ・リーグは12人が少なくとも1票の1位票を獲得しているのに対し、ア・リーグは1位票を得たのは2人しかいなかった」と、ア・リーグは大谷とゲレーロJr.の一騎打ちになることを指摘。

 大本命となった大谷については、両リーグトップの39本塁打、投げても7勝、防御率2.93をマークするなど二刀流での成績を称え「後世に語り継がれるかもしれないシーズンの最中にいる。満場一致の選出ではなかったが、それに近いものだった」と、誰もが認めるア・リーグMVP候補として紹介している。

 また、ライバルとなるゲレーロJr.は「オオタニをMVP争いで上回るには3冠王を達成する必要がありそうだが、8月のスランプの影響でその可能性が減少した」とし、打撃で圧倒的な成績を残すことが条件になることを伝えていた。(Full-Count編集部)