過激ないたずら動画で知られる米国の双子YouTuberが3月31日、うその銀行強盗に絡んだ事件で有罪を認めた。写真はアラン・ストークス、アレックス・ストークスの両被告。ロサンゼルスで2019年3月撮影
 - (2021年 ロイター/DANNY MOLOSHOK)

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[ロサンゼルス 31日 ロイター] - 過激ないたずら動画で知られる米国の双子YouTuberが3月31日、うその銀行強盗に絡んだ事件で有罪を認めた。問題の動画では、無関係の配車サービス運転手が警官に銃を突き付けられる騒ぎになっていた。

 アラン・ストークス、アレックス・ストークスの両被告(23)は、カリフォルニア州アーバインで2019年10月に行ったいたずらに絡み、うその監禁事件を通報した罪などで起訴され、最高で禁錮5年が言い渡される可能性があったが、有罪を認めて160時間の社会奉仕活動を受け入れることで執行猶予となった。

 また、検察によると、判事はYouTube上で700万人の登録者を持つ被告らに、犯罪行為まがいの動画制作をやめるよう命じたという。

 被告らはこの事件で、現金が詰まったかばんを抱えて銀行強盗から逃げるふりをする様子を撮影。被告が呼び寄せたウーバー運転手は乗車を拒否したが、駆けつけた警官がいたずらと気付く前に運転手に銃を突き付ける一幕もあった。この件では警告で済んだものの、数時間後にもいたずらを繰り返したことから逮捕された。