「99.9%、夏で引退すると確信していた」 37歳長谷部、契約延長で“大きな夢”を語る
2022年6月まで契約延長、来季「再びCLでプレーすることは、とても大きな夢」
元日本代表MF長谷部誠は、フランクフルトとの契約を2022年6月30日まで延長した。
37歳になった長谷部は、今回の契約延長が自身にとっても予想外だったことを明かしつつ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場への強い意欲を語っている。海外メディア「BeSoccer」が報じている。
現在、ブンデスリーガで4位と好調のフランクフルトで、元日本代表MF長谷部誠は中心選手として活躍を続けている。2月19日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦ではキャプテンマークを巻き、チームの2-1勝利に貢献。衰え知らずのパフォーマンスは、ドイツでも驚きをもって報じられてきた。
「BeSoccer」によると、長谷部は「38歳になる来年もブンデスリーガでプレーできることを、とても嬉しく、誇らしく思います。ただただ驚きです。1年前、僕は99.9%、この夏で引退すると確信していました」と、契約延長について語った。自身の引退を感じていた長谷部だが、契約延長のオファーを受けた際には、「金銭面での交渉はしなかった」と現役生活を続けることを望んでいたことも明かしている。
チームメートたちからは「レジェンド」「おじいちゃん」「年寄り」など、様々なニックネームをつけられたと話す長谷部だが、「僕にとって最後になる」という来シーズンに、一つの目標を掲げているという。それは2009-10シーズンに出場して以来となるCL出場だ。
「再びCLでプレーすることは、とても大きな夢です。それは現実的な目標だけれど、謙虚でいなければいけない」と、気を引き締めた。
現在の4位という順位を保てれば、フランクフルトは来季のCL出場権を獲得できる。現役ラストシーズンと語る来季に臨む長谷部は、再び欧州最高峰の舞台に立つ姿を見られるだろうか。(Football ZONE web編集部)