過去最多と並ぶ35人感染 県内計1165人 新型コロナ
県と宇都宮市は25日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数で過去最多に並ぶ35人の感染を確認したと発表しました。
新たに感染が確認されたのは宇都宮市や小山市、足利市などの10代から80代の男女35人です。
真岡市の女子高校生は23日に感染が確認された宇都宮市の20代の男性教諭と同じ学校に通っています。
25日に発表された感染者のうち19人が経路不明で、直近1週間の感染者に占める経路不明者の割合が速報値で50%を超えました。
これにより県の独自の警戒度を判断する7つの指標のうち、直近1週間の新規感染者数と感染経路不明の割合が最も高い「特定警戒」の範囲に入りました。
これで県内の感染者数は累計で1165人となりました。重症者は12人です。
近隣の県では25日、埼玉県で1人の死亡と過去最多となる298人の感染が、茨城県は27人の感染、群馬県では53人の感染が確認されています。
県内の成人式について、益子町は来月10日に開催する成人式の参加者全員に無料でPCR検査を実施します。
足利市は来月10日の成人式を来年の10月31日に延期します。家族の負担を考慮して平服の成人式にするということです。
那須塩原市は来月10日に市内3会場で予定していた記念行事は実施せず、代わりに新成人の希望者と市長がオンライン会議システムなどを活用して意見交換する催しを実施するということです。