建築工事業の創真が民事再生、奥井建設に連鎖
(株)創真(TDB企業コード:986861511、資本金5000万円、東京都江東区亀戸2-44-10 、代表片岡久人氏)は、12月21日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令及び監督命令を受けた。
申請代理人は荻野聡之弁護士(東京都千代田区大手町1-1-1、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話03-6864-3021)ほか10名、監督委員は勝部浜子弁護士(東京都千代田区神田小川町2-1、やまぶき法律事務所、電話03-5577-6901)が選任されている。
当社は、1997年(平成9年)6月に設立された。官公庁に特化して都営住宅ほか都住宅局発注の改築・新築工事、学校の耐震補強工事、防球ネット設置工事、都営住宅の外構工事を含む土木工事などを請け負っていた。元請受注のほか、奥井建設(株)(TDB企業コード:985104351、東京都足立区)の協力会社としてJVや下請案件を手がけることも多く、2020年6月期には年売上高約21億9700万円を計上していた。
しかし、奥井建設(株)が今年3月23日に破産開始決定(負債27億738万円)を受けたことにより不良債権が発生し、実質的なグループ企業と見なされたことで、対外信用が低下。金融機関からの資金調達も不調に終わり、資金繰りが悪化、今回の措置となった。
関係会社の(株)Justice(TDB企業コード:522005464、資本金4000万円、東京都江東区亀戸6-56-8、代表國井聖氏)、(株)ブロード(TDB企業コード:036006291、資本金9000万円、東京都江東区亀戸2-44-12、代表高橋康二氏)も同様の措置となっている。
負債は、(株)創真が債権者数約120名に対し約18億8600万円、(株)Justiceが債権者約60名に対し約7億8800万円、(株)ブロードが債権者数約50名に対し約1億1000万円で、3社合計で約27億8400万円。
なお、21日付で(株)冨士工(TDB企業コード:985730309、東京都品川区)とスポンサー契約を締結している。今後は同社あるいは同社が新設する新会社に裁判所の許可を条件として事業を承継することを予定している。
※(株)ブロード代表の高橋康二氏の「高」は正しくは「はしご高」
申請代理人は荻野聡之弁護士(東京都千代田区大手町1-1-1、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話03-6864-3021)ほか10名、監督委員は勝部浜子弁護士(東京都千代田区神田小川町2-1、やまぶき法律事務所、電話03-5577-6901)が選任されている。
しかし、奥井建設(株)が今年3月23日に破産開始決定(負債27億738万円)を受けたことにより不良債権が発生し、実質的なグループ企業と見なされたことで、対外信用が低下。金融機関からの資金調達も不調に終わり、資金繰りが悪化、今回の措置となった。
関係会社の(株)Justice(TDB企業コード:522005464、資本金4000万円、東京都江東区亀戸6-56-8、代表國井聖氏)、(株)ブロード(TDB企業コード:036006291、資本金9000万円、東京都江東区亀戸2-44-12、代表高橋康二氏)も同様の措置となっている。
負債は、(株)創真が債権者数約120名に対し約18億8600万円、(株)Justiceが債権者約60名に対し約7億8800万円、(株)ブロードが債権者数約50名に対し約1億1000万円で、3社合計で約27億8400万円。
なお、21日付で(株)冨士工(TDB企業コード:985730309、東京都品川区)とスポンサー契約を締結している。今後は同社あるいは同社が新設する新会社に裁判所の許可を条件として事業を承継することを予定している。
※(株)ブロード代表の高橋康二氏の「高」は正しくは「はしご高」