それぞれ「真田丸」「とと姉ちゃん」撮影終了後、初の映像作品だった
 - (C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

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 堺雅人と高畑充希が共演した2017年公開の映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』が今夜25日21時〜日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送される。キャストやあらすじなど見どころを紹介する。

 同作は西岸良平による人気漫画を『ALWAYS』シリーズや『海賊とよばれた男』などの山崎貴監督が実写映画化した作品。心霊捜査にも詳しいミステリー作家・一色正和(堺)と、彼のもとに嫁ぎ数々の怪奇現象に戸惑う亜紀子(高畑)が、人間だけでなく幽霊や魔物も住んでいる設定の鎌倉で怪事件を解決していく。

 物語が展開される古都・鎌倉では人間、幽霊、物の怪、魔物、妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神が仲良く暮らしている。個性豊かな登場キャラクターとして豪華キャストが集結。堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、安藤サクラ、中村玉緒、要潤、吉行和子、橋爪功、ムロツヨシ、大倉孝二、神戸浩、古田新太、鶴田真由が物語を彩る。

 18歳の年の差がある堺と高畑が夫婦を演じたのも見どころのひとつ。2人にとって本作はそれぞれ、NHKの大河ドラマ「真田丸」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の撮影を終えてから初の映像作品だった。

 2017年公開時のインタビューで堺は「台本を読むと、ものすごくシンプルで誰でも親しみが感じられる物語。おとぎ話のような、昔話のような感じがして、心に残りました。大きさよりも、夫婦という小さな世界観に惹かれたところがあったので、妻との関係を大切に演じたらおもしろいんじゃないかと思いました」とコメント。

 高畑は「すごいチームだったので、最初は戸惑いや緊張はありましたが、途中から肩の力が抜けて、堺さんに寄りかかるような気持ちでいました」と話し、撮影現場での堺との関係を「家族の話とか、家のことをお互いけっこう話しました。プライベートなことって誰にでも話すわけではないのですが、自然と話ができたのは、やっぱり夫婦という設定だったからかもしれません」と振り返っていた。(編集部・海江田宗)