未公開シーンのR18+版『ミッドサマー』上映は実現するか?
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 先週から日本公開がスタートした新作スリラー『ミッドサマー』の未公開シーンを含むディレクターズカット版を上映するイベント開催リクエストの募集が、2月27日から上映リクエストサービス「ドリパス」でスタートすることが決定した。

 『へレディタリー/継承』のアリ・アスター監督が手がける『ミッドサマー』は、太陽が沈まない白夜のスウェーデン奥地で開かれる、“90年に一度の祝祭”を訪れたアメリカ人学生たちが遭遇する惨劇を描くスリラー。幻想的で不穏なビジュアルや、各シーンに仕込まれた伏線の数々、恐怖と幸福が同居するクライマックスが話題を呼び、日本でも満席が続出するヒットスタートを切った。

 ディレクターズカット版の上映時間は、レギュラー版(2時間27分)でカットされた未公開シーンを含む合計2時間50分となり、映倫区分はR18+。本来、18歳未満の鑑賞が禁じられた、3時間弱の上映枠の確保は困難だが、日本での好調なスタートを受けて、TOHOシネマズとドリパスにてリクエストを募っての上映が可能になった。

 上映は3月6日の18時30分より開催予定で、会場は東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ、大阪・TOHOシネマズ梅田の2館。各館ともにチケット購入数が条件数を超えるとイベントの実施が決定する。イベント成立数は六本木が100枚、梅田が75枚。募集期間は2月27日の19時(大阪は19時30半)から3月2日の11時まで。(編集部・入倉功一)