映画『ヲタクに恋は難しい』大ヒット記念舞台挨拶が20日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、高畑充希と山粼賢人が登壇した。

イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載されたWEB漫画「ヲタクに恋は難しい」。「勇者ヨシヒコ」『銀魂』シリーズなどで知られる福田雄一が監督を務め、主演に高畑充希・山粼賢人の2人を迎え実写映画化。周囲にヲタクであることがバレることを何よりも恐れる“隠れ腐女子”桃瀬成海役に高畑充希、“重度のゲームヲタク”である二藤宏嵩役に山粼賢人が扮するほか、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、若月佑美、今田美桜らが共演する。

初登場の週末動員ランキングで第1位(2月8日〜9日:興行通信社調べ)を記録し、大ヒットスタートを切った本作。2月1日にフランス・アングレーム国際漫画祭で上映され、高評価があったことから、この日は全編英語字幕付き上映プレミアを実施。イベントでは、本編内でヲタク用語がどのように英訳されているか、高畑・山粼が予想する一幕があった。

控え室では2人して英語の勉強をしていたようで「つたない英語で汚い言葉ばかり喋ってあました(笑)」と高畑。ヲタク用語「きゃわたん」について、山粼は「プリティたん!プリたん!」と茶目っ気たっぷりに予想。だが、英訳では「cute」とされているようだ。また、「尊い」という言葉に、高畑はお気に入りのようで「言い方があるみたいで、ヲタクの人に(発音を)聞いてました!like a gotとか?」と予想。英訳は「precious」。

さらに、「お前が言うな」の意味であるヲタク用語「おまいう」について、山粼はストレートに「シャラップ!」と力強く答える。回答は「You can't talk」。さらに、ゲームヲタクの用語「廃人クラス(英訳:die-hard)」に、MCから「有名映画のタイトルにもなってます!」とヒントが。高畑は「ターミネーター!アイアンマン!」、山粼が「スパイダーマン!」とこぼすと、高畑が「それ蜘蛛じゃん!」とツッコミ、仲睦まじい様子をのぞかせる。最後に、代表的なヲタク用語「萌え」の英訳を予想する2人。「ファイヤー!」「likeとか?」「love?」と頭を悩ますも、英訳はそのまま「moe」と表現されている。

イベントの最後には、多国籍の外国人10名とともにフォトセッションが行われるなど、最後まで大盛り上がりの舞台挨拶となった。なお本作は、イタリアで行われるウディネ ファーイースト映画祭のコンペティション部門での上映が決定した。高畑は「賢人くんの顔芸は国境を越える」、山粼も「(自身の)顔芸がグローバル化してくれたら…いいかな?(笑)世界にパンチ!」とコメントし、喜びをあらわにした。

映画『ヲタクに恋は難しい』は全国東宝系にて公開中

(C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会

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