異次元の没入体験は、こうして出来上がった!『1917 命をかけた伝令』特別映像
映画『1917 命をかけた伝令』より、異次元の没入体験を生み出したサム・メンデス監督、ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンらが本作に込めた想いや見どころについて熱弁する特別映像が到着した。
本年度のアカデミー賞で撮影賞【ロジャー・ディーキンス】、録音賞、視覚効果賞の3部門を受賞した本作。解禁された約11分間に及ぶ本映像では、第一次世界大戦を体験した祖父の話をきっかけに初の脚本執筆に挑んだというサム・メンデス監督による本作の題材・ストーリー、ワンカット撮影という技法を選んだ想いについて明かすところから始まる。
続けて、スタッフだけでなくカメラに追い回されるキャストの動きも重要となる独特な撮影のなかで主演に大抜擢されたジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが登場し、ジョージが「舞台の芝居と同じ。間違えたとしても演じ続けなきゃならない。」、ディーンが「実際に台詞が被ることもあった」と明かすようにトラブルが起きても芝居と撮影を続行したというワンカット撮影ならではのエピソードとその実際の本編映像が明かされ、本年度アカデミー賞で撮影賞を受賞した巨匠ロジャー・ディーキンスが、自身の撮影にかけたポリシーについて熱く語る姿も映し出されていく。
メイキング映像では、ロジャーが実際にカメラを覗いて撮影する様子や、サム・メンデスともにロケーションをみながら打ち合わせを重ねたり、ジョージやディーンも加わり美術セットも仕上がっていない平地の状態のロケ地でリハーサルに打ち込む姿、またジョージがスタントを使わずに自ら激流に飛び込んだり、砂の塊が容赦なく舞う戦場を駆け抜けるという身体を張ったアクションに挑む姿などが映し出され、サム・メンデス監督、ロジャー・ディーキンス、本作に参加したすべてのクルーが”リアルタイムで物語を描く”ことを徹底的に追求して、本作の制作に挑んだことが伝わる映像に仕上がっている。
映画『1917 命をかけた伝令』は全国公開中
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