大阪環状線19駅「降りたことがない駅」「影の薄い駅」トップはどこか?結果は同じ駅に
JR大阪環状線の駅に関するアンケートを実施。「これまでに降りたことがない駅」「最も影が薄いと思う駅」は、どちらも芦原橋駅が1位に。さらに2位以下も共通の駅が選ばれる結果になっています。
大阪環状線「降りたことがない駅」は?
「乗りものニュース」では2020年1月4日(土)から5日(日)にかけて、JR大阪環状線で降りたことのある駅に関するアンケートを実施。984人から回答が集まりました。
大阪環状線の323系電車(画像:写真AC)。
「JR大阪環状線19駅のうち、これまであなたが降りたことのない(改札の外に出たことのない)駅はどれですか?」(複数回答。ただしほかの鉄道やバス、タクシーなどへの乗り換えは「降りた」に含まない)の質問に対して、「降りたことがない」が最も多かった駅は芦原橋で74.6%、2番目は今宮で66.1%でした。
以下、桃谷64.5%、寺田町60.5%、玉造53.4%、野田48.3%、桜ノ宮38.3%、福島29.5%、大正29.3%、西九条27.4%と続きます。
逆に「降りたことがない」が少なかった駅は、大阪がトップで1.7%。続いて天王寺6.15%、京橋9.9%、鶴橋14.8%、弁天町16.7%でした。ちなみに「全ての駅に降りたことがある」は6.7%、「どの駅にも降りたことがない」は1.0%です。
大阪環状線「影の薄い駅」トップの芦原橋駅に続くのは?
「JR大阪環状線19駅のうち、最も影が薄いと思う駅はどれですか?」という質問に対する答えは、芦原橋が41.0%でトップに。次いで、今宮17.9%、寺田町15.0%、桃谷14.8%、野田3.7%という結果です。
芦原橋駅を選んだ人による、同駅の「影が薄い理由」としては、次のようなコメントが寄せられています。
・「こんな駅あったっけ?」となったから(20〜24歳、男性)
・止まる本数も少なく、最寄りの南海線とも乗り換えることがないので(南海汐見橋線の存在すら知らない人も多い)(50〜54歳、男性)
・周辺に著名なものがない(40〜44歳、男性)
・とにかく行く用事が無い(40〜44歳、男性)
・あまり乗り降りする人を見たことがないので(55〜59歳、男性)
・そもそも、この駅知りませんでした(35〜39歳、男性)
2位の今宮駅について寄せられているコメントは、次のようなものです。
・新今宮の影に隠れてしまっているから(35〜39歳、女性)
・関西本線(大和路線)のイメージがあるので(40〜44歳、男性)
・大阪環状線の駅としては一番新しいわけで、大和路線のイメージが強い(50〜54歳、男性)
・乗り降りする人が少ないし、コーナン(ホームセンター)以外のものがない(45〜49歳、男性)
・新今宮の方があれこれと楽しいから(50〜54歳、男性)
・あとから追加された駅で、各停しか止まらないため(45〜49歳、男性)
ちなみに1日あたりの平均乗車人員(2017年度)は、大阪環状線では今宮駅が最も少なく4605人で、2番目は芦原橋駅の5727人です。
なお、反対に「影が薄い駅」として選んだ人がほぼいなかった(「影が薄い駅」として選んだ人の割合が0.2%以下だった駅)のは、天王寺、新今宮、鶴橋、森ノ宮、大阪城公園、京橋、大阪、西九条、弁天町でした。
●アンケート実施概要
・調査期間:2020年1月4日(土)19時ごろから1月5日(日)19時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:984