「日本で謎表記になっているスター8人の正しい発音まとめ」
2020年のサッカーシーンはEUROやオリンピックなどのイベントも行われる。
ここでは、日本で発音に揺らぎのある有名選手たちをピックアップして、本人の発音を聞いてみる。
一部メディアも参考にしているウィキペディア日本語版は、英語圏以外の選手もなぜか英語読みにしているケースがあり、かなり乖離しているものもある。
名前表記:Kylian Mbappé
wiki日本語版表記:キリアン・エムバペ
サッカー界に彗星のごとく現れたスーパースター。超人的なスピードは無慈悲ですらある。
Mbappeをどう表記するかは悩ましいところだが、百聞は一見にしかず。本人の発音がこれだ。
本人の発音は、「エンバッペ」。
名前表記:Erling Håland
wiki日本語版表記:エルリング・ホランド
南野拓実ともにレッドブル・ザルツブルクでブレイクした怪物ストライカー。いかつい見た目とは裏腹に性格はお茶目である。
日本では表記に揺らぎがあるが、百聞は一見にしかず。本人の発音がこれだ。
本人の発音は「アーリン・ホーラン」。
名前表記:Christian Pulisic
wiki日本語版表記:クリスチャン・プリシッチ
ドルトムントで香川真司ともプレーしたアメリカ代表FW。クロアチア人の祖父を持つ彼はアメリカ生まれながら、イングランドで幼少期を過ごしたこともある。本人の名前発音がこれだ(以下動画31秒〜)
本人の発音はプリシッチではなく「プリセック」。
ちなみに、ドルトムント時代にはスカイダイビングするなら一緒に誰?と聞かれて、「シンジ。分からないけど面白そうだから」と答えたことも。
名前表記:Samuel Umtiti
wiki日本語版表記:サミュエル・ユムティティ
バルセロナに所属するフランス代表DF。リヨン時代は当初左サイドバックだった。
彼も名前表記に揺らぎがあるが、この本人発音を聞けば一発だ(以下動画3秒〜)。
本人の発音は間違いなく「ウンティティ」である。
名前表記:Çağlar Söyüncü
wiki日本語版表記:チャグラル・ソユンク
レスターでブレイク中のトルコ代表CB。マンチェスター・シティらが獲得に乗り出しているとも。
なぜウムラウトなどのトルコ語表記を無視するのか…。この本人発音を聞けば、違いは一発で分かる(以下動画2秒〜)。
本人の発音は間違いなく「チャーラル・ソユンジュ」。
名前表記:Sébastien Haller
wiki日本語版表記:セバスティアン・ハラー
長谷部誠の同僚としてフランクフルトでブレイクし、ウェストハムに引き抜かれたフランス人FW。
ハラーという英語読みは謎でしかない。本人の発音はこうである(以下動画13秒〜)。
本人の発音は完全に「アレ(ル)」である。
名前表記:Kai Havertz
wiki日本語版表記:カイ・ハフェルツ
ドイツで期待されるスケールの大きな大型MF。学校のテストのためにCLを欠場したことでも話題になった天才レフティだ。
バイエルン・ミュンヘンへの移籍も噂されているが、その前に正しい発音を知っておこう。本人はこう発音しているぞ。
本人の発音は明らかに「ハヴァーツ」だ。
名前表記:Granit Xhaka
wiki日本語版表記:グラニト・ジャカ
コソヴォ系アルバニア人の両親のもとスイスに生まれたMF。兄タウラントはアルバニア代表を選び、スイス代表を選んだ弟とEUROで対決したことも。
名前の表記には揺らぎがあるが、本人はこう発音している(以下動画9秒〜)。
ジャカでもシャカでもなく、本人の発音は「チャカ」。
【関連記事】どうしてこうなった?「間違った読み方」で呼ばれがちのサッカー選手たち
ちなみに、英語読みにしたことでwiki日本語版が正しい発音表記になっている選手もいる。
ユヴェントスからエヴァートンに移籍したMoise Keanだ。
彼はコートジボワール人の両親のもとでイタリアで生まれた選手だけに英語読みするのは抵抗があるが、本人の発音は「キーン」である。