堀口恭司が感じた浅倉カンナの進化
12月29日にさいたまスーパーアリーナで行われた「Bellator JAPAN」のRIZIN提供試合で、浅倉カンナがアメリカの総合格闘技団体KOTC(キング・オブ・ケイジ)のアトム級現チャンピオンのジェイミー・ヒンショーに一本勝ちした。
試合後の会見で浅倉は「久々に一本決められたのでうれしかった。相手はチャンピオンだったのでしっかり準備してやってきた。厳しい戦いになるかなと思ったけど一本決められてよかった。自分の得意な部分で戦えたし、打撃も少しずつ活きていた。いい戦いにはなったけれど、まだまだ上を目指していきたいので、そこはしっかり直していきたい」と振り返り、「2019年は去年の年末に負けてそこからのスタートだったけれど、(山本)美憂さんにまた負けてしまって自分の中で葛藤があったんですけど、やっと自分のスタイルややりたいことがしっかり見えて来たので、ここから来年以降、上を目指してやっていきたい。中身をよく見ればやらなければいけないことがたくさんあるけど、やっと一本決めきれたので、いい年を越せそうです。」と笑顔を見せた。
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「強い選手とやるにつれて心も強くなってきている」
リングサイドで戦いを見守ったRIZIN、BELLATORバンタム級元王者の堀口恭司は、「お互い最初は緊張感ある打撃戦から、カンナ選手の得意なテイクダウンをとって、そこからは一方的で相手は何もできずでした。何度か相手選手は立ち上がって来ましたけど、最終ラウンドでしっかりと決めることができて。見ていてあんまりハラハラしない試合でしたね。女子の選手は関節が柔らかい人が多いので、『これ折れちゃうんじゃないの?』ってところまで曲がってもでもタップしない場合とかあります(苦笑)。勝負の決め手は、自分の得意なところで試合ができたということ。元々強かったですけど、更にどんどん上手くなっていますね。心の面がちょっと弱いかな、と思っていたけど、強い選手とやるにつれて心もだいぶ強くなってきているかなと思います」と、浅倉カンナ進化を評価した。
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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