Jリーグで最も平均給与が高かったヴィッセル神戸 photo/Getty Images

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英『sporting intelligence』が、2019年のスポーツ界の給与状況を調査。世界中にあるスポーツクラブの平均給与トップ350を発表している。その中にはJリーグのクラブも名を連ねており、その一部をランキング形式で紹介しよう。

Jリーグで最も平均給与が高かったのは、やはりヴィッセル神戸だ。MFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャ、FWルーカス・ポドルスキ、DFトーマス・ヴェルマーレンら、世界で活躍してきたスーパースターたちを擁していることもあり、平均給与はJリーグの中でダントツのトップ。2位と3倍以上も離れており、「1,572,238ドル(約1億7200万円)」となった。なお、世界全体で見ると、神戸の順位は181位となっている。

2位には、GK西川周作やDF槙野智章など日本代表経験者が多く所属している浦和レッズが「447,433ドル(約4900万円)」でランクイン。そして3位には、フェルナンド・トーレスやイサック・クエンカなど、神戸と同様に実力のある有名外国人選手を近年積極補強していたサガン鳥栖が入った。同クラブの平均給与は「431,048ドル(約4700万円)」となっている。

そのほかには、セレソン経験者のFWレアンドロ・ダミアンとFWジョーを擁する川崎フロンターレと名古屋グランパスが、それぞれ4位と5位と、上位に名を連ねている。一方で、今季J1王者に輝いた横浜F・マリノスはJリーグのトップ10に入っておらず、「202,082ドル(約2200万円)」で12位となった。所属選手の数などでクラブの平均給与は変わってくるため、一概に言うことはできないが、低コストで15年ぶりの栄光を勝ち取っていたようだ。

Jリーグ平均給与ランキングのトップ10は以下の通り

1位 ヴィッセル神戸
全体順位:181位
平均給与:1,572,238ドル(約1億7200万円)

2位 浦和レッズ
全体順位:260位
平均給与:447,433ドル(約4900万円)

3位 サガン鳥栖
全体順位:262位
平均給与:431,048ドル(約4700万円)

4位 川崎フロンターレ
全体順位:266位
平均給与:413,564ドル(約4500万円)

5位 名古屋グランパス
全体順位:274位
平均給与:375,942ドル(約4100万円)

6位 鹿島アントラーズ
全体順位:282位
平均給与:310,888ドル(約3400万円)

7位 セレッソ大阪
全体順位:293位 
平均給与:257,493ドル(約2800万円)

8位 FC東京
全体順位:300位
平均給与:254,062ドル(約2800万円)

9位 清水エスパルス
全体順位:310位
平均給与:243,140ドル(約2700万円)

10位 ジュビロ磐田
全体順位:311位
平均給与:214,477ドル(約2300万円)

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