クールなイメージが定着している、元『スパイス・ガールズ』のメンバーで、現在はデザイナーとして活躍しているヴィクトリア・ベッカム(45歳)。彼女は昔から公の場ではあまり笑わず、自身が手がけるブランドのファッションショーで微笑むまでにとどめるほどだったけれど、そんなヴィクトリアが少しずつ笑顔を解禁していることを明かした。

最近、ビューティブランドをローンチしたヴィクトリア。『Glamour』のインタビューによれば、ふくれっ面が彼女のトレードマークになっていたのには理由があったそう。

「正直に話すと、過去の私は鎧(よろい)の中に隠れていたの。公の場では笑顔を見せなかったのもそれが理由。今はそういう鎧は減ったわ」
「45歳の自分を受け入れ、自信を持ち満足していることで、これまでは感じられなかった自由を感じているの。こんな風に考えられるようになったのは、ビューティブランドを作ったことも関係していると思う。とにかく解放されたのよ。私がみんなに伝えたいことは、『今は自分が可能な限りなれるベストな状態』と常に感じていてほしいということ。自分の持っているものをちゃんとケアして、自分自身に自信を持って。私自身を含めて、みんなシワがある。でも、それでいいのよ!」

また、完璧を求める現代の風潮にも物申した。

「フォトショップが存在することで、今は本物と偽物の境目が曖昧になっているわ。でも私は、みんなが本物を求めていると信じている。それに、私は『アンチエイジング』や『アンチシワ』という言葉が大嫌いなの。あれは何なのかしら?」

過去には、胸の整形をしたことを後悔していると明かしたことのあるヴィクトリア。現在は自身のブランドのイメージ写真でもシワをフォトショップで消すことなく、リアルな写真を使用しているという。45歳になった彼女は鎧を外し、自信を持って自然体でいられるよう。

View this post on Instagram

Another day on set shooting for #VictoriaBeckhamBeauty, launching this fall!! Link in bio to be the first to know. #notperfect #setlife

A post shared by Victoria Beckham (@victoriabeckham) on