マレー「残念ながら手遅れだった」。全米OP予選出場の選択肢は頭になく後悔

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「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11〜18日/ハードコート)で、「全豪オープン」以来約7ヵ月ぶりとなるシングルスに復帰した元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーは26日に開幕する「全米オープン」のシングルスには出場しない予定だが、予選に出場する選択肢は頭になく、出場するべきだったと後悔しているようだ。

マレーは「全豪オープン」後に股関節の手術を受け、6月にまずダブルスで復帰。「ATP500 ロンドン」では見事優勝し、シングルス復帰戦でのプレーに注目が集まっていた。その復帰戦では世界56位のリシャール・ガスケ(フランス)に4-6、4-6で敗れたが、マレーらしいカウンターショットでポイントを奪う場面も見せ、観客を沸かせた。


マレーは「ATP1000 シンシナティ」でのシングルス復帰を考えていた時点では、5セットマッチを戦うのはまだ早いとして「全米オープン」本戦には出場しないつもりであることも語っていた。しかし、3セットマッチの予選に出場する選択肢は頭になかったらしく、後悔しているとBBCが報じている。


「何故それを思いつかなかったのかわからないが、今朝まで本当に考えもしなかった」「朝起きたら、3セットマッチをしたいと思ったんだ。多分そこでテストし、予選を通過できれば自分はそこでプレーする準備ができているということだ、とね。でも残念ながら手遅れだった」と、気付いたときにはエントリーが間に合わなかったことをマレーはコメントしている。


そのマレーだが、次のシングルスは18日に開幕する「ATP250 ウィンストンセーラム」を予定している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 シンシナティ」でのマレー
(Photo by Rob Carr/Getty Images)