7月30日のできごとは「MOMO初号機 打ち上げ」「talkingSIM 発売」ほか:今日は何の日?
7月30日のおもなできごと
2010年、日本通信が「talkingSIM」を発売
2010年、ドコモが「BlackBerry Bold 9700」を発売
2015年、Withingsが「Activité Pop」を発売
2016年、auがAndroidベースのかんたんケータイ「KYF32」を発売
2017年、インターステラテクノロジズが「MOMO初号機」を打ち上げ
2017年:日本初の民間単独宇宙到達を目指した「MOMO初号機」
インターステラテクノロジズは、SNS株式会社のロケット開発事業を継承して作られた宇宙開発事業を専業とする会社。宇宙(高度100km)には届かないものの、SNS時代から小型ロケットの打ち上げを何度か成功させてきました。
2014年からは高度100kmを目指した観測ロケットの開発を開始し、エンジン開発、姿勢制御飛行実験などを繰り返し、ようやく完成したのがこのMOMO初号機というわけです。
ちなみに2号機の打ち上げは2018年の6月に行われましたが、この時はエンジンが停止して落下、炎上してしまいました。続く3号機は2019年5月に打ち上げられ、高度113.4kmを達成。日本の民間企業が単独で宇宙空間まで飛ばした、初めてのロケットとなりました。
なお、つい先日4号機が打ち上げられましたが、残念ながら連続の成功とはなりませんでした。
2010年:通話に対応した格安SIMの先駆け「talkingSIM」
MVNO事業者の先駆けとして低価格な定額データ通信SIMを提供していた日本通信が、音声通話に対応した新しいサービス「talkingSIM」を2010年の今日開始しました。
月額2980円という安価な定額データ「b-mobile SIM U300」に音声通話機能を追加したもので、月額3960円、無料通話1050円ぶんが付属しているというプランです。通信速度が300kbpsに制限されていることや、通話が30秒21円と安くないことを考慮しても、キャリアのプランと比べ激安。着信での利用が多いという人にはかなり魅力的なサービスでした。
また2年間縛りがないのもうれしかったですね。とはいえ、MNP割り引き狙いの踏み台とされることが多かったことを憂慮し、2012年3月、一時的な措置として契約から1年未満の解約では違約金が発生するよう変更されました。なお一時的という言葉通り、同年7月には撤廃されています。