カン・ダニエル(インスタグラムより)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】今年1月に解散した韓国の男性グループ、Wanna One(ワナワン)の元メンバーで、所属事務所に対する専属契約効力停止の仮処分申請が認められ個人活動が可能になったカン・ダニエルが10日、ソロデビューに向けて個人事務所「コネクトエンターテインメント」を設立したと明らかにした。

 

 事務所名には、自身の活動で韓国と世界をつなぐという抱負が込められているという。

 カン・ダニエルは9日、交流サイト(SNS)のインスタグラムでライブ配信を行い、新たな出発を予告した。

 多少緊張気味に登場したカン・ダニエルは、ファンに向けた感謝のあいさつとともに、音楽制作にまい進している近況を報告。この日のインスタライブには、開始から1分で15万人がアクセスした。

 これに先立ち、ソウル中央地裁は先月10日にカン・ダニエルが前所属事務所のLMエンターテインメントを相手取って申し立てた専属契約効力停止の仮処分を認め、個人での芸能活動が可能だとする判断を示した。

 コネクトエンターテインメントの関係者は「個人事務所の設立を選んだのは、本人の長期的な活動に合った会社形態を多角的に検討した結果だ」とし、「長い間待ってくれたファンのために少しでも早く復帰するためという点も大きい」と説明した。

 カン・ダニエルは近くソロデビューの日程を確定し、デビュープロジェクトを披露する計画だ。

 音楽専門チャンネルMnetで2017年に放送されたアイドル発掘番組「プロデュース101 シーズン2」で1位になり、Wanna Oneのメンバーとしてデビューしたカン・ダニエルは、今年1月のグループ活動終了後にソロ活動を予定していたが、当時の所属事務所との対立により活動を中断していた。