青酸カリとみられる粉末と脅迫文が東京や大阪の製薬会社などに相次いで送りつけられた事件で、新たに複数の製薬会社にも同様の封筒が届いたと分かった。不審な封筒が届いたのは、これで18社に上る。NHKニュースが報じた。

警察は、新たに届いた粉末も青酸カリの疑いがあるとみて29日にも鑑定を実施する方針で、同一犯による犯行とみて青酸カリの入手経路などを捜査している。

これまでに届いた脅迫文には「青酸カリが入った偽の薬を流通させる。3500万ウォンをビットコインで払わないと悲劇が起きる」との内容が書かれていたという。支払先としてQRコードがつけられていたが、読み取れないものだったそう。

“青酸カリ”脅迫文 「ビットコインで支払え」QRコードも(NHKニュース)