安倍内閣を支えるのは、“最強”の官房長官とユニークな副総理!?
高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する？』」 https://tfm-plus.gsj.mobi/news/index.html?ctg=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%81%E4%BD%95%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%9F%E3%80%8D。12月18日（火）の放送は、「読売新聞」特別編集委員の橋本五郎さんに“政治のウラ側”について伺いました。
「情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）や「スッキリ」（日本テレビ系）など情報バラエティ番組のコメンテーターとしても活躍する橋本さん。かつては新聞記者として辣腕をふるい、数多くの政治家に取材をしていたそうで、そのなかで大切なことは“信頼関係”だとか。本音を聞くにも信頼関係があってこそで、「それは生きていく上でも大切なこと」と橋本さんは言います。
長年日本の政治を間近で見てきた橋本さんが語る、“政治のウラ側”。この日は、意外と知らない「内閣官房長官」と「幹事長」について話してくれました。
まずは、官房長官。どんな役職かと言えば、日々記者会見をおこない、閣議などで決まったことを発表し、記者の質問にも答える、いわば内閣のスポークスマンです。さらには、多くの役所を束ね、総理の意向に基づいて行政を進めていく、官邸NO.2のポジションだそうです。
現政権では菅義偉さんが官房長官をつとめていますが、橋本さん曰く、菅さんこそ“戦後最強”だとか。官房長官にもタイプがあり、実力がある「実力者型」や総理大臣に尽くす「忠臣型」、心に秘めるものを持つ「野心型」、結果的に次へのステップとなる「総理への階段型」などあるそうです。菅さんは実力者型で、安倍晋三首相との信頼関係も深い忠臣型でもある、まさにハイブリッドなのだそうです。
一方、国の行政をする総理大臣に代わって、党を支えているのが幹事長です。党内のお金、誰をどのポストにつけるのか、さらには選挙における公認といった大きな権限を持っていて、自由民主党内では実質的にNo.1のポジションとのこと。
絶大な力を持つ幹事長ですが、歴代の着任者のなかにはなんとも憎めない人もいて、その最たる人が小泉純一郎内閣時代の武部勤幹事長。彼は“偉大なるイエスマン”と本人も自認するほど小泉さんの意向に忠実に従い、橋本さんも「忠臣型の極致」と言いきります。
橋本さんによると、官房長官、幹事長は「最強の2番手」です。そして、そのポジションで大事なのは、総理との信頼関係であり、私欲のためにやっていないこと。内閣のため、国のために行動することが大事だそうです。
そして、最後は現政権・安倍内閣についても言及。現内閣で最もユニークなキャラクターとして挙げたのは、麻生太郎副総理・財務大臣・金融担当大臣です。橋本さんはこれだけ失言が多い政治家は見たことがないと言いますが、実は教養深い人なんだとか。
また、「間違いなくポスト安倍を担う1人」として挙げたのは石破茂さん。彼は特に地方からの支持が厚いことでも知られていて、橋本さんはその理由について、「てっちゃん（鉄道マニア）だから」と言います。地方へ赴いた際、ほかの政治家は早めに帰るところ、石破さんは夜行列車に乗りたいがために遅くまでいて、そこで（地元の人と）コミュニケーションをとっているからではないか、と仮説を話していました。
なお、橋本さんが官房長官、幹事長に焦点を絞って書いた著書「政権を支えた仕事師たちの才覚 官房長官と幹事長」（青春出版社）が発売中です。気になる方はチェックしてみてください。
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聴取期限 2018年12月26日（水） AM 4:59 まで
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【番組概要】
番組名：高橋みなみの「これから、何する？」
放送日時：毎週月〜木曜 13：00〜14：55
パーソナリティ：高橋みなみ
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS：
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「情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）や「スッキリ」（日本テレビ系）など情報バラエティ番組のコメンテーターとしても活躍する橋本さん。かつては新聞記者として辣腕をふるい、数多くの政治家に取材をしていたそうで、そのなかで大切なことは“信頼関係”だとか。本音を聞くにも信頼関係があってこそで、「それは生きていく上でも大切なこと」と橋本さんは言います。
長年日本の政治を間近で見てきた橋本さんが語る、“政治のウラ側”。この日は、意外と知らない「内閣官房長官」と「幹事長」について話してくれました。
まずは、官房長官。どんな役職かと言えば、日々記者会見をおこない、閣議などで決まったことを発表し、記者の質問にも答える、いわば内閣のスポークスマンです。さらには、多くの役所を束ね、総理の意向に基づいて行政を進めていく、官邸NO.2のポジションだそうです。
現政権では菅義偉さんが官房長官をつとめていますが、橋本さん曰く、菅さんこそ“戦後最強”だとか。官房長官にもタイプがあり、実力がある「実力者型」や総理大臣に尽くす「忠臣型」、心に秘めるものを持つ「野心型」、結果的に次へのステップとなる「総理への階段型」などあるそうです。菅さんは実力者型で、安倍晋三首相との信頼関係も深い忠臣型でもある、まさにハイブリッドなのだそうです。
一方、国の行政をする総理大臣に代わって、党を支えているのが幹事長です。党内のお金、誰をどのポストにつけるのか、さらには選挙における公認といった大きな権限を持っていて、自由民主党内では実質的にNo.1のポジションとのこと。
絶大な力を持つ幹事長ですが、歴代の着任者のなかにはなんとも憎めない人もいて、その最たる人が小泉純一郎内閣時代の武部勤幹事長。彼は“偉大なるイエスマン”と本人も自認するほど小泉さんの意向に忠実に従い、橋本さんも「忠臣型の極致」と言いきります。
橋本さんによると、官房長官、幹事長は「最強の2番手」です。そして、そのポジションで大事なのは、総理との信頼関係であり、私欲のためにやっていないこと。内閣のため、国のために行動することが大事だそうです。
そして、最後は現政権・安倍内閣についても言及。現内閣で最もユニークなキャラクターとして挙げたのは、麻生太郎副総理・財務大臣・金融担当大臣です。橋本さんはこれだけ失言が多い政治家は見たことがないと言いますが、実は教養深い人なんだとか。
また、「間違いなくポスト安倍を担う1人」として挙げたのは石破茂さん。彼は特に地方からの支持が厚いことでも知られていて、橋本さんはその理由について、「てっちゃん（鉄道マニア）だから」と言います。地方へ赴いた際、ほかの政治家は早めに帰るところ、石破さんは夜行列車に乗りたいがために遅くまでいて、そこで（地元の人と）コミュニケーションをとっているからではないか、と仮説を話していました。
なお、橋本さんが官房長官、幹事長に焦点を絞って書いた著書「政権を支えた仕事師たちの才覚 官房長官と幹事長」（青春出版社）が発売中です。気になる方はチェックしてみてください。
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放送日時：毎週月〜木曜 13：00〜14：55
パーソナリティ：高橋みなみ
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