19日深夜、TBS「SUPER SOCCER」では、東京五輪とカタールW杯の兼任監督となった森保一氏のインタビューを放送した。「ドーハの悲劇」をともに経験している福田正博氏が聞き手となって行われたインタビュー。森保監督は「日本人に一番合う」という代表の戦術について語った。

コーチとして帯同した先のロシアW杯では4バックで戦った日本代表だったが、森保監督は「西野（朗）監督がやったことは持ちつつ、形1つにこだわらずやっていきたい」といい、「こういう（3-4-2-1）のもやっていきたい」とシステムにも言及した。

サンフレッチェ広島監督時代にJ1制覇を果たした「3-4-2-1」について、「形は別にしてグループで連携、連動とか人数をかけれることが攻守にわたってこのシステムだったら日本人に1番合う」と持論を展開した森保監督。「（両サイドのウイングバックが）広がりがいつも持てるので、幅の部分で（相手が）守り辛い」といった特徴についても語った。

そのためには、両サイドのウイングバックがキーにもなるシステムだが、「広島の時は保有の選手が限られていますし、日本代表であるならば大会ごととか試合ごとでここの起用は変えていく」と更なる厚みを持たせることができると手応えも。現在行われているアジア大会については「1つでも上に行けることですけど、常に考えているのがベスト4以上」と意気込んだ。