【ワシントン聯合ニュース】トランプ米大統領は5日(現地時間)、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が北朝鮮の別の未来を見ていることを信じるが、もしそうでなければ、われわれは別の道に行く」と述べた。演説先のモンタナ州に向かう大統領専用機の機内で記者団に語った。

 6月12日の朝米(米朝)首脳会談を受けた交渉のため、ポンペオ米国務長官が北朝鮮へと出発した。トランプ氏の発言は、北朝鮮の非核化と体制保証を巡る朝米高官の会談に弾みをつける意図があるとみられる。

 また、トランプ氏は「彼(金委員長)と握手した時、良い感触を受けた。われわれはうまく過ごしたし、良い相性だと思った」「われわれは互いを理解していると思う」とも語った。