コカ・コーラが初のアルコール飲料を九州限定で発売するワケ

檸檬堂は香りやアルコール度数などが異なる「定番レモン」「塩レモン」「はちみつレモン」の3種類。すりおろしたレモンと酒をあらかじめなじませてまろやかな風味を出した「前割りレモン」を共通して使う。価格は350ミリリットル缶で消費税込み162円。
「檸檬堂」のブランド化を強く打ち出すため、商品にコカ・コーラのロゴはない。約1年間は3種類のみのラインアップで、売れ行きなどマーケティングを進め、他地域での販売を検討していく。
グループでは製品の「爽健美茶」や「ジョージア」も九州発でテストマーケティングを実施した。同社は「九州は認知度が低い商品でも受け入れてくれるエリア」としている。