イニエスタ争奪戦では中国有利? スペイン紙がACLに着目

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▽バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)を巡る争奪戦では、中国が一歩リードしているかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。

▽今シーズン限りでのバルセロナ退団を明言しているイニエスタ。その去就が世界中の注目を集める中、先日に出演したスペインのラジオ番組『El Transistor』では、日本と中国の二択に揺れていると明かしていた。『マルカ』によると、その2つの候補の中では中国がやや有利な立場にあるという。

▽着目されているのは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)における競争力だ。記事は2009年からの決勝トーナメント進出チーム数を、日本勢と中国勢に分けてカウント。これによると、中国は今年までのここ10年間でトーナメント進出クラブ数を、0、1、1、1、2、1、2、2、3、3と増加させている。対して、日本のトーナメント進出クラブ数は、4、2、4、3、1、3、2、2、3、1と減少した。

▽こういった数字を以って、『マルカ』は中国スーパーリーグのレベルが上昇中であり、明治安田生命J1リーグのレベルが下がりつつあると主張。イニエスタの移籍先として、日本はより競技力に優れる中国の後塵を拝していると結論付けた。