画像提供:マイナビニュース

写真拡大

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)が、15日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜11:15)で、ゲストの登坂淳一アナウンサー(46)をイジり倒し、復帰の場を与えたフジテレビを称賛した。

松本人志

登坂アナは4月スタートの同局系報道番組のメインキャスターを務めることが決まっていたが、セクハラ疑惑が報じられて降板。この日が民放初出演となり、出演が発表されてから注目が集まっていた。

冒頭から、松本は「『麿』って呼んでいいんですか?それか『下り坂さん』でいいんですか?」と切り込み、登坂アナは「状況的にはそうなってますね」と苦笑。「フジテレビで復帰。そこだけはフジテレビの器のデカさを感じた」と同局の決断を称えつつ、「ただ、この番組である必要はない。選択肢がなさすぎて、残ったのがここやったということ?」と憮然とした表情で笑いを誘った。

登坂アナは、NHK時代の番組打ち上げでセクハラ問題があったことを正直に認めて謝罪。当事者間で解決済みであることを伝えつつ、飲酒時に何らかのセクハラ行為をしてしまったことについては、「その時、体調があまり良くなかったのもあって」と釈明した。これに松本は「体調が良くないと、ちょっとエロになるんですか?」と素朴な疑問をぶつけ、再び登坂アナはタジタジに。

また、登坂アナは昨年離婚したことにも触れながら、セクハラ問題との因果関係については「全く関係ない」と否定。不幸続きの登坂アナに、「やっぱり下り坂さんということですか?」と確認を取り、スタジオは爆笑に包まれた。

一方で、「セクハラやパワハラは境界線が難しくて、相手がどう思ってたのかなんてその時分からないんですよね」と吐露。「その時は楽しく飲んで楽しく帰ってるはずなんですけど、後で言われるみたいなこともきっとあるんやろうなと思います」と社会問題となっているセクハラ・パワハラ問題の見解を示した。

番組の締めくくりにコメントを求められた松本は、「最初は『下り坂さん』と思ってたんですけど、ちょっとややね」と手を上向きに。「"上り坂さん"でいいんじゃないかな」と考えをあらためていた。