2017年12月2日、サッカーのJリーグ1部は最終節の全9試合が行われた。2位の川崎フロンターレは5対0で大宮アルディージャに勝利。一方、首位の鹿島アントラーズはジュビロ磐田に0対0で引き分けた。両者は勝ち点72で並んだが、得失点差でフロンターレが上回ったため、劇的な逆転優勝となり、リーグ初タイトルを獲得した。

しかし優勝チームが手にできるシャーレ（銀皿）は、鹿島が試合を行った静岡県のヤマハスタジアムにあったということで、急きょシャーレが描かれた「風呂桶」を掲げるというハプニングもあった。

なかなか優勝まで届かないので、「シルバーコレクター」とか「無冠ターレ」などと呼ばれていたフロンターレだが、これに「風呂ンターレ」という愛称も加わったようだ。

ツイッターには、初優勝に沸くサポーター、川崎市民からの弾んだ声が殺到している。

「......川崎フロンターレ優勝おめでとうセールだああああああ！」


川崎フロンターレ公式サイトより

プロチームの優勝といえば、やはり記念セールだろう。早速こんなツイートも投稿されている。

写真はセールの告知のようだ。「ラゾーナで川崎フロンターレ優勝おめでとうセールだああああああ！」と、叫ばずにいられるだろうか。ラゾーナ川崎はJR川崎駅近接のショッピングモールだ。

12月3日、次のようなツイートもあった。川崎フロンターレの公式アカウントからの投稿である。

ラゾーナ川崎プラザだけではない。セールの告知は他にも......。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店でもセール開催中のようだ。こちらは3日間。

サポーター、川崎市民の間でセール以上に話題になっているのは......、そう、「優勝パレード」だ。

「優勝パレードは部活があろうと参加かな」「川崎駅前でのパレードとか優勝報告会とかお祭りのようにやるかな?？」などと、期待がふくらんでいる。

「リーグ優勝記念パレードを１０日に実施......午前１１時半に川崎市庁舎前を出発し、川崎駅南交差点まで。日本代表選出選手は参加しない」というコメントもあった。

川崎市の公式サイトにも告知が出された。

「紙ふぶき」「紙テープ」類の使用とドローンを使用した撮影は禁止されるらしい。準備は着々と進んでいるようだ。