スポーツ庁が推進する「スニーカー通勤」どう思う? 福岡では意外な答えが...
[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年10月12日放送の「特報THEスライドショー」では、スポーツ庁が推進しているスニーカー通勤について取り上げました。
スポーツ庁の鈴木大地長官は、歩きやすい服装での通勤を推奨することを発表しました。スポーツ習慣の定着と健康増進が目的で、スニーカーで通勤しましょうと呼びかけました。
成人の週1回以上のスポーツ実施率が現在42.5%となっており、20代から40代に限っては32.8%と低くなっています。
これを、目標とする65%まで上げるために、忙しくてスポーツができない世代の環境を整えることが必要だということでスニーカー通勤を呼びかけることになりました。
会社でのマナーとして問題はないのか企業に聞いたところ、通勤時にスニーカーは問題ないが、会社に着いたら革靴やヒールに履き替えるなどの対応は必要とのことでした。
スニーカー通勤のイメージ(i_yudaiさん撮影、Flickerより)
「仕事に行く気持ちになれない」「荷物になる」
では、実際にオフィスで働く人の声はどうなのでしょうか。今回は、福岡市内で働く男女に街頭インタビューをしたところ、意外な答えが出てきました。
「会社にスニーカーで出勤は反対。見た目も良くないし仕事に行くという気持ちにならない」(男性)
「スニーカーを履いてオフィスで履き替えるのは荷物になるので反対」(女性)
「スタイルに合っているなら別にいい。賛成でも反対でもない」(女性)
「仕事で長時間歩くためスニーカーで出勤したが指摘をされるので途中で革靴を購入した。そうなることもあるのでスニーカーでの出勤は反対」(男性)
福岡の街頭では反対の声が多く、「スーツにスニーカーというスタイルがおかしい」という声もかなりあがったようです。
また、調査会社で「スニーカー通勤したいですか」というアンケートを全国で取ったところ、次のようになりました。
とてもしたい 23.7%
したい 10.7%
どちらかというとしたい 15.3%
どちらとも言えない 30.5%
どちらかというとしたくない 11.9%
したくない 6.9%
絶対にしたくない 1.7%
私が働いていた会社は、ヒールなどの服装マナーがなかったので多くの人がスニーカーで出勤していました。しかし、上司の女性は来客などがあるため、必ずヒールで出勤をしていました。歩きやすければスニーカーでもいいと思いますが、それが運動に繋がるのか? と言われれば、それは少し違うのかなと感じました。(ライター:ぴよこ)