W杯出場逃したチリ、ビダルが代表引退か…SNSで示唆「全てに感謝」

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 バイエルンに所属するMFアルトゥーロ・ビダルが11日にツイッターを更新し、チリ代表からの引退を示唆した。

 チリ代表は10日、2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第18節(最終節)でブラジル代表と対戦。0−3と完敗を喫した。3位から6位に転落し、大陸間プレーオフに回る5位にも入れずにW杯出場を逃した。出場停止で欠場することとなったビダルはチームメイトにW杯出場への望みを託していたが、叶わなかった。

 そしてビダルはツイッターを更新。スペイン語でのメッセージが記された画像を添付している。同メッセージには、以下のように記されている。

「全てに感謝したい。本当にありがとう。ともに過ごした年月、全ての試合に人生を捧げたこと、努力とハードワークをすれば、人生ではどんなこともできると教えてもらったこと、この国に教えたこと、その全てにありがとう!」

「心は打ちのめされているが、しかし同時に選手たちとスタッフたちを誇りに思う!」

 メッセージには拍手や涙を意味する絵文字も添えられており、代表からの引退を示唆するものと受け取ることができる。

 先月7日付のドイツ紙『AZ』によれば、ビダルは「(代表引退は)長い間考え続けていたことだ。もっと家族の近くにいなければならないと思っていたけど、ここ10年ほどはそれが難しくなっていた。休息の時が来たということだよ」と語り、代表引退の意向を明らかにしていた。

https://twitter.com/kingarturo23/status/917936270344638465