若くして完成されたプレイヤーだ photo/Getty Images

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イングランド代表が8日、敵地でリトアニア代表と対戦し、FWハリー・ケインのゴールにより1-0と勝利を収めた。

5日のスロベニア戦に続いてキャプテンマークを委ねられた24歳のケインは、この日もピッチ上で抜群の存在感を発揮。周囲への鼓舞や主将としての風格は早くも様になっており、ガレス・サウスゲイト監督もケインの働きに大変満足させられた様子だ。辛勝を得たリトアニア戦後、『ITV』の取材で同監督は次のように新キャプテンを賞賛している。

「ケインは自らがゴールネットを揺らすことで、最前列からチームメイト全員を引っ張っていたといえるね。あの姿勢は素晴らしいし、チームにとってケインの振る舞いはとても重要なものだよ。イングランド代表はあのようなリーダーシップをずっと求めていた。ケインがリトアニア戦で示したものは私にとって素晴らしくポジティブなものだ」

また、快勝とはならなかった同試合についてもサウスゲイトは次のように述べた。

「多くの主力選手を入れ替えたことでチームとしてのまとまりは少し欠けていたかもしれない。初めて90分をプレイした選手もいたし、よくやってくれたと思う。でも攻撃時にはクオリティを高める必要があるのは明白だね。リトアニアは引きこもったサッカーをしていたから、もう少しワンツーパスやスピード性のパスを用いることも考慮しなければならなかったよ」