今夜タイ戦!日本代表の先発とスコアを“ガチ予想”してみた

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厳しい戦いを予想された先日のUAE戦は、2-0という点差以上の快勝であった。

過去に中東でこれほど安心して見ていられた試合はあまり記憶にない。UAEは近代的なスタジアム、整った芝生の上でしっかりボールを繋ぐ“黄金世代”らしい戦いに移行しているのかもしれないが、それがかえって中東の酷暑や荒れたピッチ、一発のカウンターに苦しんできた日本を助ける結果になったといえる。

そんな一戦で輝いたのは久保と大迫、海外で非常に調子の良い2人とベテランの今野。彼らの躍動が本田の低調や主将である長谷部の負傷離脱といった苦境を救い、一転、予選突破に向けて光明をもたらした。

しかしUAE戦後、その大迫と今野はそれぞれ負傷により離脱するなどチームは負傷者が続出している。

本日、埼玉スタジアム2002で対戦するタイ代表は現在グループ最下位。過去の対戦成績からも相性の良い相手だが、逆にいえば取りこぼしは絶対に許されない。

継続かチャレンジか―――ハリルホジッチ監督はこの一戦にどのような布陣で臨むのだろうか。Qolyでは、本日の先発11人とスコアを“ガチ予想”してみた。

編集部H

(4-3-3)

GK:川島
DF:酒井宏、吉田、森重、長友
MF:遠藤;香川、山口
FW:久保、岡崎、原口

相性の良いタイだが、ここは手堅くUAE戦で機能した4-3-3を継続するだろう。そうなると離脱した今野、大迫のポジションをどうするかだが、大迫の代わりは岡崎にすんなり決まるはず。難しいのは今野の位置で、インサイドハーフに攻撃型の2枚を並べるにはややリスクがある。そこでUAE戦ではアンカーを務めたものの、適正を考えればこちらに向いている山口を今野のポジションに移すのではないか。底には酒井高徳との比較で悩んだが、リオ五輪での実績から追加招集された遠藤と予想した。

予想スコアは? 日本が1-0で勝利

編集部I

(4-3-3)
GK:川島
DF:酒井宏、吉田、森重、長友
MF:山口;香川、倉田秋
FW:本田、久保、原口

長谷部に続き、UAE戦で好パフォーマンスを見せた大迫・今野の離脱は痛い。特に今野までいなくなってしまったボランチは、頭を抱える状態だ…。タイも侮れない相手だが、今後に向けて「4-2-3-1」に戻すよりも「4-3-3」の継続を希望する。久保が1トップで生きるのかも含め、せっかくならばトライして欲しいところ。

予想スコアは? 日本が3-0で勝利

編集部K

(4-1-4-1)

GK:西川
DF:酒井宏、吉田、森重、長友
MF:山口;久保、倉田、香川、原口
FW:岡崎

大迫の代わりとして本田をワントップというアイデアもなくはないが…それを使ったオーストラリア戦での選択が守備的なオプションであったことを考えれば、ホームのタイ戦で使ってくる可能性はあまり高くはないだろう。かと言って本田右サイドかといえば、現状得点力の点では久保を置きたいだろう。特にティーラトンがいない、タイの弱点になり得る場所だからして。 もうひとつの問題は中央。選択肢としては倉田、遠藤、清武、高徳といったところだが、展開が能動、受動どちらに転んでもなんとか対応でき、ベンチにSBの交代要員を残せるという点で倉田を選びそうな気がする。ゴールキーパーはここで川島よりも西川の足元とキックを使ってくると予想した。

予想スコアは? 日本が2-0で勝利

編集部O

(4-2-3-1)

GK:川島
DF:酒井宏、吉田、森重、長友
MF:山口、酒井高;久保、香川、原口
FW:小林

快勝した直後の試合ということで負傷者のみの入れ替えだと予想。中盤は今野の代わりに酒井高を入れて山口と組ませる形。FWは緊急招集ながらUAE移動がなかった分疲労が少ない小林を先発に抜擢すると考えた。

予想スコアは? 日本が3-0で勝利

編集部S

(4-2-3-1)

GK:西川
DF:酒井宏、吉田、昌子、長友
MF:酒井高、山口;久保、本田、原口
FW:岡崎

基本的にはUAE戦と大きくメンバーは変わらないだろう。負傷離脱となった今野の代わりにはボランチ起用が伝えられる酒井高を、大迫が抜けたワントップには岡崎を予想した。ただ、相手は格下のタイということで多少のチャレンジも可能であるはず。そこで吉田のパートナーに昌子(あるいは植田)を起用することで、DFラインの底上げを図ってみても良いだろう。本田への信頼度を考えると、この試合でもどこかで起用するタイミングがあるはず。

予想スコアは? 日本が4-0で勝利

編集部Q

(4-3-3)

GK:川島
DF:酒井宏、吉田、森重、長友
MF:酒井高;山口、香川
FW:久保、岡崎、原口

タイ代表相手にホームで大量得点を狙いたい日本代表。しかし、タイとはいえ侮ることはできない。怪我人揃いで未知数の組み合わせな前線、ボランチがどこまで機能するか。勝つには勝つが意外な苦戦を予想する。スタメンだが、勝っている時は大きく動かさないもの。怪我の今野に代えて酒井高をクラブと同じボランチに、同じく怪我の大迫に代えて岡崎と予想した。

予想スコアは? 日本が2-1で勝利

編集部T

(4-3-3)

GK:林
DF:酒井宏、吉田、森重、酒井高
MF:遠藤;清武、山口
FW:久保、岡崎、原口

UAEよりもカウンター色が強そうなタイが相手になるため、やや戦い方は変ってくるだろうが、新たな発見を与えてくれたシステムをこの試合でも継続するのではないかと見ている。 スターティングメンバーについては、まず、怪我で離脱した今野と大迫のところに、追加招集された遠藤と岡崎を配置。GKは、更なる競争意識を与える意味でも林を起用。UAE戦では期待に応えられなかった香川のところには清武を置き、度々訪れるであろうセットプレー時の強化も図るのではないだろうか。 なお、各方面から注目を集めている中盤の構成については、山口をアンカー、そして、その前に遠藤を据える形も予想されているが、純粋な適正や元来の個性を考えると、上記の並びが適切ではないかと筆者は考える。

予想スコアは? 日本が5-0で勝利