「ホクサイと飯さえあれば」を真似してアルミ缶でカレーピラフを炊くときに注意すべき点
飯テロ系深夜ドラマ「ホクサイと飯さえあれば」(MBSドラマイズム)原作は鈴木小波(「ヤングマガジンサード」連載中)、上京したての大学生・ブンこと山田文子の自炊にこだわった食生活を中心とした日常を描くマンガだ。
ドラマでは「君の名は。」三葉役でおなじみの上白石萌音が初主演、主人公ブンを演じる。原作よりも、ややガーリーな印象を受ける。
内向的なブンのパートナーとして「ホクサイ」という名のぬいぐるみが登場、主人公にアドバイスしたり、つっこんだり、たしなめたりと、大事な役割を担っている。
ホクサイの声は人気声優の梶裕貴(「進撃の巨人」エレン・イェーガーなど)、原作よりも口数はだいぶ多めでよくつっこむ。
先日、ブンが北千住の古びたアパートに引っ越してきた第一話のエピソードを、ドラマ版のエピソード0としてオンエア(MBS系1月15日、TBS系1月17日深夜)公式サイトによると、正式なスタートは来週(MBS系22日、TBS系24日)、また、本日19日よりNETFLIXにて配信開始のようだ。
引っ越し業者のミスで炊飯器が届かず、ブンは急遽アルミ缶で白米を炊く。
これがじつに美味そうだった.
作ってみた。
白米はドラマでやっていたので、あえて炊き込みご飯を作ることにした。
・中華ちまき風炊き込みご飯
・カレーピラフ風炊き込みご飯
の2種に挑戦。
原作では謎のコーラ、ドラマでは、量販店でよく見るLAS コーラ(国産)が使われていた。基本アルミ缶ならなんでもよいはずだ。
原作ではハサミで缶を半分に切って使っていたのだが、まっすぐ切れないし、切り口があぶないので、缶切りで開けるのお勧めします。
まず、
・米 1/2合
水に漬けて、かるく水気を切る。冬なら1時間は漬けたい。
水は米と同じ量。つまり1/2合分(約75CC)。
炊き込みごはんの場合は、調味料の水分量だけほんの少し減らします。
調味料は、
・醤油 大さじ1
・鶏ガラスープの素小さじ半分(今回は具からダシだ出るので、あればでいいです)
・ごま油 適量(焦げを防ぎます)
・好みで酒も少量入れてもいいが、その分、水は減らすこと。
米
調味料
水
具
の順に入れて行くと、測り間違いにくい。炊く前に味を確認してみて、少し濃いぐらいがベスト。
具は、冷蔵庫から適当にチョイスした。
・チャーシュー 1枚分
・しいたけ 1つ
・油揚げ 1/4枚
・昆布の佃煮(もしくは塩昆布) 1つまみ
たまたまチャーシューがあったので、中華風にしただけです。
鶏肉でもいいし、ハムとかうずら水煮とか、タケノコなんかもよさそう。夢は広がる。
具を入れたら、軽く汁に絡めます。
ふたをどうするか。
原作やドラマでは、父親が持たせてくれた大きな木の表札を使いますが、今回はシンプルにアルミホイルを被せました。
(やはり、この時も缶切りの切り口の方が、密閉度が上がる)
口が狭いので、米を入れる時、具を入れる時、蓋のホイルを張る時、切り口がいちいち危険。
火にかけます。
密閉度あげようと、ホイルで長めに覆ったところ、端に軽く引火、危ない。
ホイルといえど直火だと焦げたり引火するので気をつけて。
土鍋で炊く場合、しばし中火〜強火で、沸騰したら弱火に切り替えますが、
空き缶炊飯の場合、底が薄く焦げやすいので、初めからトロ火で。12〜13分で火を消して、その後最低10分以上そのまま蒸します。(原作では加熱15分・蒸し20分)
時間はあくまで目安。
グツグツ音がまったくしなくなったり、明らかに焦げた匂いがしてきたら、時間内でもすぐに火を止めましょう。湯気とはちがう煙が出てきてるのも焦げすぎてる可能性があります。
とにかく専門の調理器具ではないので、加熱中は目を離さないように!
炊き上がり!
缶が熱いので、からなずふきんなどで掴んで、素早くスプーンで取り出します。
原作では箸でそのまま食べてたけど、素手で持ったら絶対やけどします。冷めるまで待つのも悲しいし、そもそも奥が食べにくい。
雰囲気的にそのまま食べたいとことですが、食べやすさから言えば素直にスプーンで掻き出した方が◎。
上手くできましたー!
チャーシューの脂がでてるぶん、少し濃いめに味付けて正解でした。昆布と豚は合いますね。ダシは和風でもよさそう、生姜を効かすのもいいかも。
調味料入れてるので白米より焦げやすいけど、まあこのくらいは仕方ないということで。
もう一品は、カレーピラフ風。
具は、
・ソーセージ 1本
・ミックスベジタブル 小さじ2 くらい
・玉ねぎみじん 大さじ1 くらい
これもたまたま冷蔵庫にあったものからチョイス。肉と野菜、一品づつ入れておけばなんでもありです。ガツンとソーセージだけでも。
調味料として、
・カレー粉 小さじ1〜2
・ケチャップ 小さじ2
・ウスターソース 小さじ1〜2
・塩 少々
・コショウ 少々
・固形コンソメスープ 4分の1
・オリーブオイル 適量(サラダ油やバター、なんならマーガリンでも)
にんにく(チューブ)などもお好みで。
軽くまぜます。
ちょっとカレー粉が少なかったかも。
安定のジャンクな味。おかわり!
今度はソーセージの代わりにサラミ(おつまみ用のドライソーゼージとかカルパスでよい、5センチ分くらい)を使ってみた、味に深みが増しました。
やはり味付けは濃いめで。
カレー粉増やしました。(小さじ2強)。これくらいジャンクな方がいいですね。コショウも増量。
スパーイシーな味付けのものは、ビールの空き缶で炊くのも気分。あくまで、気分。
最大の問題は、一回に炊ける量が少ないこと。
おなかがすいてたら、これだけでは絶対に足りない。
しかし、小さな容器で炊くのは、何か秘密基地的な楽しさがありますね。いざとういう時ために(どういう時だろう)、一度炊いてみておくのもありだと思います。
(アライユキコ)
ドラマでは「君の名は。」三葉役でおなじみの上白石萌音が初主演、主人公ブンを演じる。原作よりも、ややガーリーな印象を受ける。
内向的なブンのパートナーとして「ホクサイ」という名のぬいぐるみが登場、主人公にアドバイスしたり、つっこんだり、たしなめたりと、大事な役割を担っている。
ホクサイの声は人気声優の梶裕貴(「進撃の巨人」エレン・イェーガーなど)、原作よりも口数はだいぶ多めでよくつっこむ。
引っ越し業者のミスで炊飯器が届かず、ブンは急遽アルミ缶で白米を炊く。
これがじつに美味そうだった.
作ってみた。
白米はドラマでやっていたので、あえて炊き込みご飯を作ることにした。
・中華ちまき風炊き込みご飯
・カレーピラフ風炊き込みご飯
の2種に挑戦。
原作では謎のコーラ、ドラマでは、量販店でよく見るLAS コーラ(国産)が使われていた。基本アルミ缶ならなんでもよいはずだ。
原作ではハサミで缶を半分に切って使っていたのだが、まっすぐ切れないし、切り口があぶないので、缶切りで開けるのお勧めします。
まず、
・米 1/2合
水に漬けて、かるく水気を切る。冬なら1時間は漬けたい。
水は米と同じ量。つまり1/2合分(約75CC)。
炊き込みごはんの場合は、調味料の水分量だけほんの少し減らします。
調味料は、
・醤油 大さじ1
・鶏ガラスープの素小さじ半分(今回は具からダシだ出るので、あればでいいです)
・ごま油 適量(焦げを防ぎます)
・好みで酒も少量入れてもいいが、その分、水は減らすこと。
米
調味料
水
具
の順に入れて行くと、測り間違いにくい。炊く前に味を確認してみて、少し濃いぐらいがベスト。
具は、冷蔵庫から適当にチョイスした。
・チャーシュー 1枚分
・しいたけ 1つ
・油揚げ 1/4枚
・昆布の佃煮(もしくは塩昆布) 1つまみ
たまたまチャーシューがあったので、中華風にしただけです。
鶏肉でもいいし、ハムとかうずら水煮とか、タケノコなんかもよさそう。夢は広がる。
具を入れたら、軽く汁に絡めます。
ふたをどうするか。
原作やドラマでは、父親が持たせてくれた大きな木の表札を使いますが、今回はシンプルにアルミホイルを被せました。
(やはり、この時も缶切りの切り口の方が、密閉度が上がる)
口が狭いので、米を入れる時、具を入れる時、蓋のホイルを張る時、切り口がいちいち危険。
火にかけます。
密閉度あげようと、ホイルで長めに覆ったところ、端に軽く引火、危ない。
ホイルといえど直火だと焦げたり引火するので気をつけて。
土鍋で炊く場合、しばし中火〜強火で、沸騰したら弱火に切り替えますが、
空き缶炊飯の場合、底が薄く焦げやすいので、初めからトロ火で。12〜13分で火を消して、その後最低10分以上そのまま蒸します。(原作では加熱15分・蒸し20分)
時間はあくまで目安。
グツグツ音がまったくしなくなったり、明らかに焦げた匂いがしてきたら、時間内でもすぐに火を止めましょう。湯気とはちがう煙が出てきてるのも焦げすぎてる可能性があります。
とにかく専門の調理器具ではないので、加熱中は目を離さないように!
炊き上がり!
缶が熱いので、からなずふきんなどで掴んで、素早くスプーンで取り出します。
原作では箸でそのまま食べてたけど、素手で持ったら絶対やけどします。冷めるまで待つのも悲しいし、そもそも奥が食べにくい。
雰囲気的にそのまま食べたいとことですが、食べやすさから言えば素直にスプーンで掻き出した方が◎。
上手くできましたー!
チャーシューの脂がでてるぶん、少し濃いめに味付けて正解でした。昆布と豚は合いますね。ダシは和風でもよさそう、生姜を効かすのもいいかも。
調味料入れてるので白米より焦げやすいけど、まあこのくらいは仕方ないということで。
もう一品は、カレーピラフ風。
具は、
・ソーセージ 1本
・ミックスベジタブル 小さじ2 くらい
・玉ねぎみじん 大さじ1 くらい
これもたまたま冷蔵庫にあったものからチョイス。肉と野菜、一品づつ入れておけばなんでもありです。ガツンとソーセージだけでも。
調味料として、
・カレー粉 小さじ1〜2
・ケチャップ 小さじ2
・ウスターソース 小さじ1〜2
・塩 少々
・コショウ 少々
・固形コンソメスープ 4分の1
・オリーブオイル 適量(サラダ油やバター、なんならマーガリンでも)
にんにく(チューブ)などもお好みで。
軽くまぜます。
ちょっとカレー粉が少なかったかも。
安定のジャンクな味。おかわり!
今度はソーセージの代わりにサラミ(おつまみ用のドライソーゼージとかカルパスでよい、5センチ分くらい)を使ってみた、味に深みが増しました。
やはり味付けは濃いめで。
カレー粉増やしました。(小さじ2強)。これくらいジャンクな方がいいですね。コショウも増量。
スパーイシーな味付けのものは、ビールの空き缶で炊くのも気分。あくまで、気分。
最大の問題は、一回に炊ける量が少ないこと。
おなかがすいてたら、これだけでは絶対に足りない。
しかし、小さな容器で炊くのは、何か秘密基地的な楽しさがありますね。いざとういう時ために(どういう時だろう)、一度炊いてみておくのもありだと思います。
(アライユキコ)