お風呂に浸かるお客さんの前で熱唱「おふろdeアフロ」をスーパー銭湯で観てきた
「寒い冬こそ暖かく」とよく言われますが、たしかにそうありたい! でも、どんな風に暖かくなればいいのか? ぬくもりのありそうな衣服に身を包むのもいいですが、たまには温泉とかへ行きたいですよねぇ。スーパー銭湯でも、もちろんいいし。
そういえば、自宅で入浴する時って様々な楽しみ方があるじゃないですか? 音楽を聴く人もいるだろうし、映画鑑賞を楽しむ人もいるでしょう。
一方、温泉の場合は純粋にお湯を楽しむだけ。いやさ、もちろんそれで十分なのですが。
皆さん、こんな風変わりなミュージシャンをご存知でしょうか? 日本全国のお風呂屋さんを舞台に、お風呂の中や宴会場でパフォーマンスする2人組「おふろdeアフロ」。
メンバーは、ボーカル&洗濯板を担当する湯〜イチさん(右)と、アコーディオン&コーラスを担当するジャーバラ藤田さん(左)で構成されています。
たしかに記者も、自宅でお風呂に入ってる時はいい気分で熱唱することが多い。“一人コンサート”って言うんですか? 声にエコーがかかり、歌がうまく聴こえるのも魅力の一つでしょう。
でも、彼らがパフォーマンスするのは大きな浴場。我々とは、だいぶ勝手が違うはずです。そこで昨年の12月某日、「おふろdeアフロ」が定期的にショーを行う「湘南喜彩 湯乃市」埼玉入間店に行き2人のステージを観てきました!
さてさて、夜の19時を回るとアフロヘアの2人組が浴室に入っていきます。すると、お客さんは予想以上の歓迎ムード。どうやら、常連さんもいるみたいですな。
まずは、アコーディオンの演奏に乗って「大きな古時計」の1フレーズを2人で歌い上げます。これが、大きな浴場の隅々まで響く大声量だった!
「よく『お風呂場だと声が響きそうですね』と言われるんですが、ジェットバスの音やお湯の音で演奏の音って吸われてしまうんです。実は、浴室でこれだけ声を響かせられる人はなかなかいないと思いますよ」(湯〜イチさん)
その後、間髪入れずに「おふろdeアフロ」のテーマがスタートします。
「浴室ミュージシャン、おふろdeアフロでございますー!」
「スイスイスーダララッタ スラスラスイスイスイ!」という歌詞に合わせ、湯船に浸かりながら頭にタオルを乗せたお父さんたちが手拍子を送ります。お風呂場が、まるで宴の場!
決して狭くない浴室を行ったり来たりして、盛り上げに徹する湯〜イチさん。あまりに動きすぎて、途中でバタンと倒れて死にかけてしまいましたが、みんなの手拍子に奮い立って立ち上がり、再び「スラスラスイスイスイ!」と縦横無尽に駆け回ります。
およそ10分という尺で、浴室内のステージは終了!
しかし、まだあります。そのまま移動して、ロビーで行われる2部のステージの準備に入ります。
このセッティングの合間に話しかけてくるお客さんも多く、ある意味、舞台裏でもあるこの瞬間でもエンターテイナーの性を失わない2人からは草の根運動にかける性根を感じますよ!
セッティングが終わると、「こんばんは〜!」と第2部のステージがスタートします。まずはクリスマス時期にふさわしく、ワム!の「Last christmas」をしっとり歌い上げます。
(
ただ、一つだけ気になることが。なんと当日は、同時刻にM-1グランプリが開催されていたのです。
ジャーバラ藤田 今日は、M-1がやってますね。
湯〜イチ どっちがおもしろいか!?
ジャーバラ藤田 それは、M-1でしょう(笑)。
そこから、明日の天気を曲にして歌い上げる2人。ここは入間なので、曲のタイトルは「埼玉県の明日の天気」でした。天気だけでなく、降水確率や朝晩冷え込む確率、夜散歩をしてる美人と出会う確率、その美人にマフラーを貸す確率、その美人が自分に恋に落ちる確率、それがきっかけで「結婚してください」と言われる確率も予報してくれます。
湯〜イチ 楽しみなことが色々ありそうですねえ?
ジャーバラ藤田 ただの願望じゃないですか! こう見えて彼、バツイチなんですよ。
湯〜イチ うるせーよ!
続いては元々存在するストーリーに曲をつけ、歌いながらめくる紙芝居でお話を届ける「歌う昔ばなし」が行われます。
他にも、「ドレミの歌」を新しく作っていくコント(動物の名前で「ド〜はドーベルマンのド、レはレッサーパンダのレ、ミは三毛猫のミ〜」)や、各テーブルに行き子どもたちにお菓子を配りながら「ジングルベル」を歌ったりして、ショーは無事に閉幕。
最後は、子どもたちと記念撮影を行います。大人気!
「子どもが多いお店でしたら子ども向けのネタを多めにし、お年寄りが多いところではそちらに寄り添って演歌や歌謡曲を多めに演ります」(湯〜イチさん)
では、パフォーマンスを終えたお2人にお話を伺いたいと思います。
――ホームページによると「おふろdeアフロ」の活動は2012年からスタートされているとのことですが、このような活動を始めるきっかけは何だったんでしょう?
湯〜イチ 元々、2人は別の形でミュージシャン活動を行っていたんですが、僕の知人で横浜にあるスーパー銭湯の店長から「お風呂に入っている時のお客さんは何もすることがないから何かできないか?」と相談を受けたんです。その知人は、それまでも「お風呂屋さんで働く女の子たちでアイドルを作りたい」って、僕と一緒にOFR48(おふろフォーティーエイト)というグループを作ったりもしていました。彼女たちの曲は、主に僕が作曲をしています。でも「お風呂の中で何かできないか?」という相談には、正直困りました。色んなミュージシャンや芸人の人に相談したものの、「リスクが高いな……」と言われてしまって(苦笑)。
――リスク、ですか?
湯〜イチ 誰もやったことがないから。(藤田に向かって)僕らも嫌だったもんね? 楽器にリスクがあるし、スピーカーも使いにくいから生音でやらなきゃいけないし。でも「もしかしたら仕事になるかもしれないから、やらないか?」って、藤田を誘ったんです(笑)。アコーディオン奏者の彼に「お風呂の中でアコーディオンは大丈夫かな?」って。
ジャーバラ藤田 アコーディオンにはいくつか種類があるので、ダメになっても諦められる値段の中古を使っています。今のでもう3台目なんですけど(苦笑)。
――やっぱり、消耗激しいですか(苦笑)?
ジャーバラ藤田 カビというより調律が狂ったりするので、色んな意味でガタは来ますね。中は木ですし。
湯〜イチ 大変なことさせてるんだな(苦笑)。
――ところで、お2人がアフロヘアにしているのは「お風呂」と語呂をかけているんですか?
ジャーバラ藤田 もともと、結成当時に僕がアフロヘアだったんです(笑)。で「お風呂とアフロって似てるね」ということで、すぐに決まりました。
――当初は、どういう曲をパフォーマンスしていたんですか?
湯〜イチ 最初はオリジナル曲がないので、「湯船で演歌を聴ける」というコンセプトで、坂本九とか演歌とか“浴室昭和歌謡ユニット”として演ってました。すると「ウチでも演ってよ」って他のお風呂屋さんからも声がかかって、活動を続けていくうちにネタのバリエーションが増えていきました。
――「おふろdeアフロ」の活動範囲は全国ですか?
湯〜イチ しょっちゅうは行けないんですけど、依頼を受けたら各地へ行くようにしています。
――「おふろdeアフロ」の主な客層は? どうしても、お年寄りが多いイメージなんですが。
湯〜イチ 我々が演っているのは主に日帰り温泉やスーパー銭湯と呼ばれるジャンルのお風呂で、そういう場所は家族連れも大学の部活帰りやツーリングの途中の若者も多いです。特に「おふろdeアフロ」は土日のみパフォーマンスを行っているので、若者が多いですね。
――今までにどういう声・反響が寄せられているでしょうか?
湯〜イチ 「おもしろい」というのと「意外と演奏が上手い」というお声をいただきます(笑)。あと、お風呂に来たら入浴以外にプラスしてこういうサービスをお店がやってるわけですから、得した気分になるというのもあります。お風呂屋さんの立場で考えると、設備はもう固定してあるので、いつも同じものしか提供できないですよね? 特にスーパー銭湯には週4〜ほぼ毎日いらっしゃる常連のお客さんが多いので、そういう人たちにちょっとでも変化を楽しんでもらいたいという気持ちがあります。
ちなみに彼ら、この日は演らなかったですがAKB48やきゃりーぱみゅぱみゅなどJ-POPの楽曲を演歌調にアレンジしたり、お客さんに早口言葉をチャレンジしてもらう演目だったり、お客さんからいただいたお題に沿って即興で曲を作るパフォーマンスも行っています。とにかく、雑多!
では最後に、「おふろdeアフロ」の今後の目標を伺いましょうか。
「冗談交じりに、いつも『目標は女湯でやることです』と言っています。もちろん、水着を着ていただいた状態ですが(笑)。実は、おばあちゃんたちの方がパフォーマンスのウケっていいんですよ」(湯〜イチさん)
男湯で行っていたパフォーマンスの音が女湯まで響き、後から「女湯でもやってよ!」とおばあちゃん達から声をかけられることが今までに多かったという彼ら。じゃあ、いつかは女湯でもやってよ!
それにしてもアフロだし、パフォーマンス中に倒れて生き返るくだりが瓜二つだし、見学してた記者の脳裏には思わずジェームズ・ブラウンがよぎりましたよ。
(寺西ジャジューカ)
そういえば、自宅で入浴する時って様々な楽しみ方があるじゃないですか? 音楽を聴く人もいるだろうし、映画鑑賞を楽しむ人もいるでしょう。
一方、温泉の場合は純粋にお湯を楽しむだけ。いやさ、もちろんそれで十分なのですが。
湯気上がるお風呂場で歌い、タオル片手にお客さんが乗る
皆さん、こんな風変わりなミュージシャンをご存知でしょうか? 日本全国のお風呂屋さんを舞台に、お風呂の中や宴会場でパフォーマンスする2人組「おふろdeアフロ」。
メンバーは、ボーカル&洗濯板を担当する湯〜イチさん(右)と、アコーディオン&コーラスを担当するジャーバラ藤田さん(左)で構成されています。
たしかに記者も、自宅でお風呂に入ってる時はいい気分で熱唱することが多い。“一人コンサート”って言うんですか? 声にエコーがかかり、歌がうまく聴こえるのも魅力の一つでしょう。
でも、彼らがパフォーマンスするのは大きな浴場。我々とは、だいぶ勝手が違うはずです。そこで昨年の12月某日、「おふろdeアフロ」が定期的にショーを行う「湘南喜彩 湯乃市」埼玉入間店に行き2人のステージを観てきました!
さてさて、夜の19時を回るとアフロヘアの2人組が浴室に入っていきます。すると、お客さんは予想以上の歓迎ムード。どうやら、常連さんもいるみたいですな。
まずは、アコーディオンの演奏に乗って「大きな古時計」の1フレーズを2人で歌い上げます。これが、大きな浴場の隅々まで響く大声量だった!
「よく『お風呂場だと声が響きそうですね』と言われるんですが、ジェットバスの音やお湯の音で演奏の音って吸われてしまうんです。実は、浴室でこれだけ声を響かせられる人はなかなかいないと思いますよ」(湯〜イチさん)
その後、間髪入れずに「おふろdeアフロ」のテーマがスタートします。
「浴室ミュージシャン、おふろdeアフロでございますー!」
「スイスイスーダララッタ スラスラスイスイスイ!」という歌詞に合わせ、湯船に浸かりながら頭にタオルを乗せたお父さんたちが手拍子を送ります。お風呂場が、まるで宴の場!
決して狭くない浴室を行ったり来たりして、盛り上げに徹する湯〜イチさん。あまりに動きすぎて、途中でバタンと倒れて死にかけてしまいましたが、みんなの手拍子に奮い立って立ち上がり、再び「スラスラスイスイスイ!」と縦横無尽に駆け回ります。
およそ10分という尺で、浴室内のステージは終了!
お風呂場から上がったら、ロビーでも歌う
しかし、まだあります。そのまま移動して、ロビーで行われる2部のステージの準備に入ります。
このセッティングの合間に話しかけてくるお客さんも多く、ある意味、舞台裏でもあるこの瞬間でもエンターテイナーの性を失わない2人からは草の根運動にかける性根を感じますよ!
セッティングが終わると、「こんばんは〜!」と第2部のステージがスタートします。まずはクリスマス時期にふさわしく、ワム!の「Last christmas」をしっとり歌い上げます。
(
ただ、一つだけ気になることが。なんと当日は、同時刻にM-1グランプリが開催されていたのです。
ジャーバラ藤田 今日は、M-1がやってますね。
湯〜イチ どっちがおもしろいか!?
ジャーバラ藤田 それは、M-1でしょう(笑)。
そこから、明日の天気を曲にして歌い上げる2人。ここは入間なので、曲のタイトルは「埼玉県の明日の天気」でした。天気だけでなく、降水確率や朝晩冷え込む確率、夜散歩をしてる美人と出会う確率、その美人にマフラーを貸す確率、その美人が自分に恋に落ちる確率、それがきっかけで「結婚してください」と言われる確率も予報してくれます。
湯〜イチ 楽しみなことが色々ありそうですねえ?
ジャーバラ藤田 ただの願望じゃないですか! こう見えて彼、バツイチなんですよ。
湯〜イチ うるせーよ!
続いては元々存在するストーリーに曲をつけ、歌いながらめくる紙芝居でお話を届ける「歌う昔ばなし」が行われます。
他にも、「ドレミの歌」を新しく作っていくコント(動物の名前で「ド〜はドーベルマンのド、レはレッサーパンダのレ、ミは三毛猫のミ〜」)や、各テーブルに行き子どもたちにお菓子を配りながら「ジングルベル」を歌ったりして、ショーは無事に閉幕。
最後は、子どもたちと記念撮影を行います。大人気!
「子どもが多いお店でしたら子ども向けのネタを多めにし、お年寄りが多いところではそちらに寄り添って演歌や歌謡曲を多めに演ります」(湯〜イチさん)
お風呂場が会場だと、アコーディオンがやられる
では、パフォーマンスを終えたお2人にお話を伺いたいと思います。
――ホームページによると「おふろdeアフロ」の活動は2012年からスタートされているとのことですが、このような活動を始めるきっかけは何だったんでしょう?
湯〜イチ 元々、2人は別の形でミュージシャン活動を行っていたんですが、僕の知人で横浜にあるスーパー銭湯の店長から「お風呂に入っている時のお客さんは何もすることがないから何かできないか?」と相談を受けたんです。その知人は、それまでも「お風呂屋さんで働く女の子たちでアイドルを作りたい」って、僕と一緒にOFR48(おふろフォーティーエイト)というグループを作ったりもしていました。彼女たちの曲は、主に僕が作曲をしています。でも「お風呂の中で何かできないか?」という相談には、正直困りました。色んなミュージシャンや芸人の人に相談したものの、「リスクが高いな……」と言われてしまって(苦笑)。
――リスク、ですか?
湯〜イチ 誰もやったことがないから。(藤田に向かって)僕らも嫌だったもんね? 楽器にリスクがあるし、スピーカーも使いにくいから生音でやらなきゃいけないし。でも「もしかしたら仕事になるかもしれないから、やらないか?」って、藤田を誘ったんです(笑)。アコーディオン奏者の彼に「お風呂の中でアコーディオンは大丈夫かな?」って。
ジャーバラ藤田 アコーディオンにはいくつか種類があるので、ダメになっても諦められる値段の中古を使っています。今のでもう3台目なんですけど(苦笑)。
――やっぱり、消耗激しいですか(苦笑)?
ジャーバラ藤田 カビというより調律が狂ったりするので、色んな意味でガタは来ますね。中は木ですし。
湯〜イチ 大変なことさせてるんだな(苦笑)。
――ところで、お2人がアフロヘアにしているのは「お風呂」と語呂をかけているんですか?
ジャーバラ藤田 もともと、結成当時に僕がアフロヘアだったんです(笑)。で「お風呂とアフロって似てるね」ということで、すぐに決まりました。
――当初は、どういう曲をパフォーマンスしていたんですか?
湯〜イチ 最初はオリジナル曲がないので、「湯船で演歌を聴ける」というコンセプトで、坂本九とか演歌とか“浴室昭和歌謡ユニット”として演ってました。すると「ウチでも演ってよ」って他のお風呂屋さんからも声がかかって、活動を続けていくうちにネタのバリエーションが増えていきました。
――「おふろdeアフロ」の活動範囲は全国ですか?
湯〜イチ しょっちゅうは行けないんですけど、依頼を受けたら各地へ行くようにしています。
いつかは女湯でも演奏したい!
――「おふろdeアフロ」の主な客層は? どうしても、お年寄りが多いイメージなんですが。
湯〜イチ 我々が演っているのは主に日帰り温泉やスーパー銭湯と呼ばれるジャンルのお風呂で、そういう場所は家族連れも大学の部活帰りやツーリングの途中の若者も多いです。特に「おふろdeアフロ」は土日のみパフォーマンスを行っているので、若者が多いですね。
――今までにどういう声・反響が寄せられているでしょうか?
湯〜イチ 「おもしろい」というのと「意外と演奏が上手い」というお声をいただきます(笑)。あと、お風呂に来たら入浴以外にプラスしてこういうサービスをお店がやってるわけですから、得した気分になるというのもあります。お風呂屋さんの立場で考えると、設備はもう固定してあるので、いつも同じものしか提供できないですよね? 特にスーパー銭湯には週4〜ほぼ毎日いらっしゃる常連のお客さんが多いので、そういう人たちにちょっとでも変化を楽しんでもらいたいという気持ちがあります。
ちなみに彼ら、この日は演らなかったですがAKB48やきゃりーぱみゅぱみゅなどJ-POPの楽曲を演歌調にアレンジしたり、お客さんに早口言葉をチャレンジしてもらう演目だったり、お客さんからいただいたお題に沿って即興で曲を作るパフォーマンスも行っています。とにかく、雑多!
では最後に、「おふろdeアフロ」の今後の目標を伺いましょうか。
「冗談交じりに、いつも『目標は女湯でやることです』と言っています。もちろん、水着を着ていただいた状態ですが(笑)。実は、おばあちゃんたちの方がパフォーマンスのウケっていいんですよ」(湯〜イチさん)
男湯で行っていたパフォーマンスの音が女湯まで響き、後から「女湯でもやってよ!」とおばあちゃん達から声をかけられることが今までに多かったという彼ら。じゃあ、いつかは女湯でもやってよ!
それにしてもアフロだし、パフォーマンス中に倒れて生き返るくだりが瓜二つだし、見学してた記者の脳裏には思わずジェームズ・ブラウンがよぎりましたよ。
(寺西ジャジューカ)