デヴィッド・リンチ監督作、映画『砂の惑星』(1984)より
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 映画『プリズナーズ』『ボーダーライン』などの秀作を監督し、現在『ブレードランナー2049』を製作中のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、映画『砂の惑星』のリブート作品で初期の監督交渉に入ったと The Hollywood Reporter が報じている。

 全6作からなる作家フランク・ハーバートの「デューン」シリーズは、砂に覆われ巨大な虫が支配する惑星アラキス、通称「デューン」を舞台としたSF小説の傑作。デヴィッド・リンチ監督によるオリジナル映画版は、1984年に4,000万ドル(約44億円)をかけて製作したものの批評家の評価を得られずに、米国内での興行収入が3,000万ドル(約33億円)に終わったが、長い月日を経て、今ではカルト的人気を誇る作品となった。(1ドル110円計算)

 リブート版は、映画『クリムゾン・ピーク』のトーマス・タル、『レヴェナント:蘇えりし者』のメアリー・ペアレント、『バタフライ・エフェクト』のケイル・ボイターが、レジェンダリー・エンターテインメントの下で企画している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)